骨粗しょう症の予防

現在、骨粗しょう症の患者は男性で約100万人、女性で約730万人と推定されています。

年齢別に見ると65才以上の約30%が罹っていると言われていますから、予防が重要な課題になります。

骨は主にコラーゲン(蛋白質)を主成分とする基質と、カルシウムとリンを主成分とする骨塩からなっています。

骨は骨形成と骨破壊を常に繰り返していますが、加齢や閉経等でそのバランスが崩れて、骨の破壊が上回ると、骨密度(単位容積当りの骨塩量)が減少して行きます。

この骨量の減少は、代謝の盛んな海面骨の多い部分、椎骨、骨盤、大腿骨や手首に表れやすく、その為これらの部位の骨折の頻度が高くなります。

ですから骨折を起し易い部位の適度な運動を日常生活の中に取り入れる事が必要です。

高齢者の中には関節痛を抱えている人も多いので温水プールでの歩行運動がお勧め。しかし、ただがむしゃらに毎日運動すれば良いかと言うとそうでも無い報告があります。

特に閉経後の女性では毎日1万歩ではかえって骨密度の減少が表れたそうです。

ですからベストとしては運動は週3日位にして、その人の状態に合わせて休息と運動のバランスを取っためりはりのあるやり方を指導する事が大切です。

食べ物ではカルシウムを摂る事は言うまでもありませんが、腸管から吸収する為にはビタミンDが必要です。

V.Dは太陽光により皮下で作られるので日光浴や天日干しの、しいたけを摂取するのも大切です。

またビタミンKが骨密度や骨折に影響する事が明らかされていますのでV.Kを含む納豆がお勧めです。