膵臓がん

膵臓がんは粘膜に発生する胃がん等と異なり、実質臓器に発生する為に早期発見が難しいがんです。

しかも膵臓がんの90%は悪性度が高く、転移も早く、発見された時はすでに大半が3 cmを越える進行がんの段階で発見されているのです。

小さくて無症状の状態で発見された場合でも、手術してみるとリンパ節や肝臓に転移している事もあり、再発も早いのです。

膵臓がんは近年増加する一方で、2014年の膵臓がん死亡者は31.716人で男性5位女性4位になり、20年前と比べると倍の死亡率になっています。

従来のがん検診ではCT検査だと1 cm刻みの輪切り画像しか得られないため、1cmより大きいがんでないと発見できず、腫瘍マーカーもがんが小さい段階では陽性と出にくいのです。

しかし最近の画像診断技術は格段に進歩してきていて、「胆管・膵管磁気共鳴画像診断(MRCP)」や「ポジトロン断層撮影(PET)」を行われています。

また膵臓がんの遺伝子診断はまだ実用化には至っていませんが、Kras遺伝子の変異やがん抑制遺伝子P53の欠損などはその糸口になるようです。

患者自身の注意点としては、がん細胞のために膵臓のラングルハンス島からのインスリン分泌が低下する事があるので、糖尿病発症して2年以内の人は検査を受ける事が必要です。

また膵管ががんで狭窄すると、急性膵炎に似た腹部の鈍痛や胃の裏あたりの痛みといった症状が出てきます

鶴巻温泉治療院