色と心理

武蔵野美術大学の色彩心理学者の千々岩秀彰教授の調査によると世界共通の好まれる色は圧倒的に「青」で、次に赤と緑だといいます。

人間の眼には赤・緑・青に感じる視細胞が備わっているので、この3色に敏感なのは当然でしょう。

しかし個々の色に対するイメージは民族によって違いがあって、「幸福」のイメージ色は日本やアジアではピンク、欧米では黄色だそうです。

「家庭」のイメージも日本やアジアではピンクですが、他の国では青だそうです。

アジアでは家庭や幸福に母性的なイメージ、欧米では父性的なイメージがあると分析しています。

ところで、色には暖色と寒色がありますが、心理的な両者の温度差は約3度という実験結果があります。

また、色と時間との関係で、暖色は時間の流れを遅く感じさせ、寒色は時間の流れを速く感じさせるという報告があり、その差は1時間あたり20分もあったといいます。

つまり、暖色の室内では1時間を80分位に感じ、寒色の室内では1時間なのに40分位に感じるそうです。

ということは、施術者は男性も女性も青色とピンクで服をコーディネイトして、院内全体を暖色系にすると患者さんは時間的にはたっぷり施術をしてもらったと感じ、幸福なアットホームな気分になれるかもしれませんね。