生体微量金属元素

生体内には多くの金属元倶がありますが、カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム等はその量も多く、身体の構造、代謝、生理機能に欠く事が出来ない重要な役割をしています。

また、僅かな量しか無いのですが必須の金属元素があります。微量金属元素と呼ばれ、鉄、亜鉛、マンガン、銅、セレン、モリブデン、ニッケル、コバルト、バナジウム等があります。

例えば、血液の構成成分であり、血色素ヘモグロビンに含まれている鉄は70 kgの体重の男性で約6gに過ぎません。

亜鉛は約2g、免疫促進や制がん効果で注目されているセレンは僅か12mgしかない超微量金属元素です。

また、ニッケルとバナジウムについては動物では必須である事は認められていますが人間では確定していません。

これらが身体にとって必須であるかどうかを判定する時に3つの条件があります。

ある微量金属元素を食べ物から取り入れる量が低下すると、身体に重大な機能的障害が現れ、時には死んでしまう。

ある微量金属元素を身体に取り入れると他の元素や他の方法では見られない身体の状態が改善した。

最後にある微量金属元素を含む金属蛋白質や金属酵素が生物体や組織から取り出す事ができる。

これらの条件の中で特に重要な判定条件である、生体内において金属蛋白質、金属酵素、半金属酵素やビタミンの構成成分として存在している事が明らかになったているのが上記の微量金属元素です。

近い将来、分析化学技術や生物光学の進歩により、もっと多くの必須の微量金属元素や超微量金属元素の生体内での役割も明らかになりそうです。

鶴巻温泉治療院