筋肉の強化とは

筋肉の筋細胞は筋線維と呼ばれています。筋線維はウエイトトレーニングをすると2~3倍に太くなりますが、筋線維が分裂して新たに繊維を形成するのでは無く、筋線維を構成する筋原縁組が増える事で太くなります。

これは筋肉に付随する腱や他の組織にトレーニング等の力学的な負荷がかかると成長ホルモンが、筋線維にミオシンとアクチンの収縮蛋白質を作る様に遺伝子を活性化するのです。

この蛋白質は筋原緯線が増えるのに必要になります。蛋白質を余分に作り出すと、細胞の容積と核の比率を一定に保つ為に核を増やす事になります。

筋線維には多くの核がありますがその核は分裂が出来ません。

その為に新たな核は、骨格筋表面に散在する、幹細胞の一種である衛星細胞(サテライト細胞)から作り出されます。

この細胞は単一の核を持ち分裂により複製し、筋運動の消耗度に応じて散らばるのです。

ある説によると激しい運動をすると筋線維の一部に微細断裂が生じ、その損傷部位が衛星細胞を引き寄せ、それが筋線維と混ざりあって修復の為の蛋白質を作り出すといいます。

更に衛星細胞が増えるに連れて、一部は筋線維上に残りますが、残りの細胞は筋線維内に取りこまれ、筋細胞の核となるのです。

こうした核の増加によって、筋線維は蛋白質を更に製造し、筋原纏綿を増やすのです。

修復している時には、損傷がそれ以上進まない様に休養が必要で、修復によって回復した筋肉は傷つく前より筋線維が太くなり、筋力も前より強くなります。

これを超回復といいます。

筋肉を強化する時は毎日激しいトレーニングをするのでは無くハード&スローが基本になります。