スポーツ選手のセルフコントロール

スポーツ選手はプレッシャーに負けないで毎日の練習で培った技術や体力を最高度に発揮する事を切望しています。

そこで「心」の部分をセルフコントロールするメンタルトレーニングがスポーツ界で浸透してきました。

体は脳から命令を受けて活動しますが、緊張したり、上がったりしてしまうと脳も緊張状態に陥り、それにより普段簡単にできていた事を失敗したり、力んでしまったりしやすくなります。

セルフコントロールが大切である事は科学的にも明らかになってきていますが、一日や二日でコントロールできるものではありません。

そこで日頃から訓練する事が大切になるのです。

その訓練方法として、次の様なものがあります。

勝つための目標設定を明確にして具体的なプランを立てる、プレッシャーに打ち勝つ為に色々なリラクゼーション法を試みる、自分の自信を高め維持する為に自分自身に話し掛けて自己暗示をかける(セルフトーク:自己会話)、練習してきたテクニックを最高度に発揮する為のイメージトレーニングを繰り返す、強気で戦う為にプラス思考を習慣付ける、試合で必要な集中力や集中力の回復、ミスした後の気持ちの切り替え、試合を成功させる為のシミュレーショントレーニング、スランプや不安感からの脱出法等が様々なものがあります。

根性や気合だという考えもありますが、メンタル面を科学的、効果的、合理的にトレーニングしていく時代になってきているのです。

鶴巻温泉治療院