自宅で出来る癌検診

集団検診や人間ドックはすっかり定着していますが、一方で、忙しい、病院が嫌い(怖い)の理由で心配しながら検診を受けない人も多い筈です。

そんな人の為に郵便で検診を受ける方法があります。

大腸癌については保健所でも郵便で検査出来る様ですが、最近では検査方法や検体採取の方法に工夫が加えられて、様々な癌の自宅検診が受けられる様なシステムが出来ています。

スクリーニング出来る癌は胃癌、膀胱癌、大腸癌、肺癌、子宮癌などで、申し込めば検査キットや説明書、問診票が送られて来て、指定通り検体や問診票を送り返せば結果を知らせてくれます。

検体は内容に応じて血液、尿、便、痰、子宮分泌物等を送ります。

例えば胃癌検診では数滴の血液によって前癌症状である萎縮性胃炎のチェックをすると同時にヘリコバクター・ピロリ菌の抗体の有無を調べてくれます。

血液尿では前立腺癌も調べる事ができます。

大腸癌ではスティックに便を採って1日だけの分を調べる法と、繊維質を飲んだ後2日間に渡って便の表面に触れて調べる方法があります。

子宮頸癌は諭粘膜をこすったスポンジを送る事で検査します(子宮体癌の検査は腫瘍マーカキットしか出来ません)。肺癌は3日分の痰を採って送ります。

電話で話す事によって喉頭癌かどうかを調べてくれる所もあります。

いずれも大丈夫かどうかの検査なので確実な診断が出る訳ではありませんが、ひとつの目安として利用できるシステムでしょう。