ワクチンの是非

インフルエンザのワクチンは1970年代までは学童のほとんどに接種されていました。しかし、ワクチン接種の効果に疑問がある事、接種するワクチン株と実際にその年に流行するインフルエンザの株にズレが生じる事、重篤な副作用が起こる事もある、等の理由によって現在では任意の接種になっています。

最近では流行株とのズレは改善されつつあり、効果にしても感染を完全に予防出来ないまでも重症化を抑えられる事は確かだと認められている様です。

しかし副作用の危険性については解決した訳では無いので、現在でもインフルエンザワクチンに対する是非は賛否両論で任意の接種になっています。

ただハイリスクの人にとっては非ハイリスクの人に比べてインフルエンザに感染した場合死亡率が高くなるのでワクチンを接種した方が良いと言うのが、世界的な傾向の様です。

ハイリスクな人とは、糖尿病、心血管系や呼吸器系に疾患のある人等を指します。これらの疾患を持っている人はインフルエンザに感染した場合重症化しやすいのです。老人に対しては日本の場合ワクチンの接種を助成金援助で受ける傾向にありますが、本来は老人もハイリスクの人に入ります。

イギリスやアメリカ等ではワクチン接種を受ける人の優先順位が決められていて、消防救急、警察、医療関係者は一番目に指定されています。

そして老人施設の入居者や65才以上の老人すべても優先的に接種を受けるべきグループに位置づけられています。

医療関係者は感染しやすい上に、感染させやすい仕事であるので出来るだけワクチン接種が望ましい職種だとされているのです。

もちろん充分な説明を受けた上で接種を受けなければなりません。特に卵に対するアレルギーがある入、妊娠している事がハッキリしている人は避けるべきです。