運動で循環器疾患を予防

循環器疾患というと心臓が第一ですが、その予防に運動は大変有効です。

心臓は収縮期に動脈血を全身に送り、拡張期に静脈血が入り込みますが、運動によって筋肉は緊張時に静脈血を心臓に送り返し、弛緩時に動脈血を引っ張ります。

全身の筋肉が伸縮を繰り返す事は心臓の働きである血液循環を補佐するので筋肉は第2の心臓とも言え、運動で筋肉を鍛える事は大切なのです。

また運動する事で心拍数が増えると共に最大血圧も増加し、最小血圧はやや減少する箏で、脈圧は増加して、血管の弾力性を維持し動脈硬化を防ぎます。

更に新しい毛細血管を作る生み出す力にもなり、全身の血液循環が良くなるのです。

従来循環器疾患において運動は発作を起こす引き金になる事を恐れ、積極的には行われませんでした。

しかし最近では狭心症や心筋梗塞等の再発予防の為に医師が運動のこの能力を促す為に運動処方がされる様になってきたのです。

高血圧、高脂血症、糖尿病等の生活習慣病の予防、脳への血流が増加する事でボケ防止等、運動による効果は数多くあります。

運動は有酸素運動であるウォーキングや水泳等が最も有効で無理なく身体を動かし、30~60分を週に3日行うのが理想です。

運動強度は脈拍を見ながら決め、30代では120~125、40代では115~120、50代では105~115、60代では100~110が目安になります。

汗をかくと血液の粘調度が増すので、必ず水分補給をする事が大切です。

また、循環器疾患の薬を服用している場合は運動を行う前に必ず医師と相談する事です。

いずれにしても運動は身体の血液循環を良くする為には欠かす事ができない予防法です。