健康法としてのヨーガ

ヨーガとはサンスクリット語で「結びつける」とか、「馬を馬車に繋ぎ止める」の意味で、間の五感を統一し、解脱の境地に高める「行」を指します。

5000年前の北インドに起源を持つヨーガはその後いくつもの流派が生まれ、信仰を中心にしたもの、倫理・道徳、あるいは呪文を中心にしたものと様々です。

現在日本で普及しているヨーガはラージャ・ヨガが(王様のヨーガといわれる瞑想を中心に精神的な面を追及する古典ヨーガ)と、ハタ・ヨーガ(からだを健康にする事によって至福の瞑想状態に導くというヨーガ)を一緒にした近代ヨーガともいうべきヨーガが普及しています。

しかも指導者によって重点とする部分や方法も違ってくるので日本でも実に多くのヨーガがあります。

一般的にヨーガは、「調身」、「調息」、「調心」の3つの方法が中心となります。

「満身」はアーサナ(体位法)を用いて身体を整える方法で、いわゆるヨーガ的ポーズです。

アーサナでは、伸展(ストレッチ)、緊張(筋に力をこめる)、圧迫(ねじりなど)、逆転(逆立ちなど)を用いて体を整えていきます。

特にストレッチは身体の緊張を解いて瞑想に適したからだの状態を作るもので、スポーツの世界で体系化されているストレッチはヨーガのストレッチから多くのものを取り入れています。

調息とは呼吸法のことで、ヨーガの呼吸法は腹式呼吸を中心として100種類以上あるといわれます。

正しく行う呼吸法によって自律神経を調整し、心身ともに強化します。調心は瞑想によって精神を集中させ拘りのない自由自在の境地へと導きます。