もうひとつの血液ドロドロ

糖尿病、高脂血症、高血圧、肥満の症状は、どれもが原因であり結果で、いずれも動脈硬化を引き起こします。

動脈硬化は酸化したコレステロールを食べたマクロファージが血管壁に潜り込んで泡沫細胞となり、動脈硬化になるのだと考えられています。

ですから血液の血糖やコレステロール、中性脂肪をコントロールする事が最重要課題になっているのです。

しかし、高血圧症や高脂血症等と並ぶ危険因子だと考えられるのが血小板活性の完遂です。

血小板は傷があると粘着・凝集性を持った状態に変化して傷を塞ぎます。この粘着・凝集性があるから怪我は治る分けですが、それが強過ぎると血管を塞ぎます。

かといって凝集能がなければ傷は塞がりません。微妙なバランスを取っている血小板は、色々な条件で凝集能が完遂し、血液が固まりやすい、つまりドロドロの血液にしてしまうのです。

固まりやすい血液は毛細血管を詰まらせます。

詰まった状態が長いと毛細血管は壊死を起こしてしまいます。

毛細血管は血管にも栄養を補給していますから、毛細血管が無くなると血管は弾力性を無くし、傷付きやすくなります。血管の傷ついた部分には血小板がくっ付き、益々血管を詰まらせる事になるのです。

血小板凝集能の完遂はその他にもボケや頭痛、等とも関係がある様です。

この血小板凝集能を亢進させるのは動物性脂肪過多の食事や運動不足、アドレナリンやノルアドレナリン(ストレスや喫煙などによって増加)等、正に生活習慣が大きな要因といえます。

血液の凝集能を抑える食べ物には、青魚を筆頭に、ニンニク、玉ねぎ、黒豆、セロリ、トマト、ネギ、ほうれん草、アスパラガス、しそ、ピーマン、すいか、柑橘類、コーヒー、ココア、煎茶等があります。