体脂肪の役割

脂肪は身体にとって重要なエネルギー源で、内臓を支え皮下で身体全体を覆って断熱材やショック吸収材の役目も果たしています。

脂肪がないと身体は活動出来ず、決して切らさない様に少しでも余った脂肪は体内に蓄えようとします。

余剰脂肪の付き方は性ホルモンの影響で、男性は下腹部・ウエスト全体・背中の順に脂肪が付き、女性はウエスト全体・下腹部・太腿・尻の順で付いて行きます。

体脂肪の蓄積に大きく関与する性ホルモン、男性ホルモンは蛋白質の同化を促し筋肉を付け脂肪を分解してエネルギーに変える働きがあるのに対し、女性ホルモンは脂肪を同化してエネルギーとして蓄えようとします。

また体脂肪には男性ホルモンを女性ホルモンのエストロゲンに変換する働きがあり、脂肪細胞が多いほど沢山産生されます。

個々の細胞で変換されるエストロゲンは微かですが、まとまれば女性では本来のエストロゲンの働きの助けになります。

女性の月経を正常に維持する為の体脂肪は17~22%程度ですが、ダイエットや激しい運動をして体脂肪が17%以下になると、女性ホルモンのトータル量が不足して月経不順や無月経になる事があります。

逆に体脂肪が25%以上あってふっくらした女性は、更年期になって卵巣からのエストロゲンが少なくなっても、痩せた女性より骨粗夥症等の症状が軽く済みます。