脈が飛ぶ

「脈が跳ぶ、脈が抜ける」と言う事があります。

これは期外収縮による不整脈で、心臓のしやっくりの様な物なのです。

一般的にストレス、過労、コーヒー、タバコと言った刺激物等の為に、自律神経がバランスを崩し、一時的な洞結節機能の狂いから生じるのです。

更に高齢になると冠状動脈の動脈硬化が進んだり、心筋炎、軽い心筋梗塞で心筋組織に異常な部分が出来ると、洞結節の力が衰退し、他の自動能のある細胞から収縮刺激を発する事が多くなり、高齢になるに従いその訴えが多くなります。

心臓には周期的に活動する自動能という能力のある細胞が多くありますが、その内洞結節が最も強く興奮し、その興奮刺激が伝導路を通り規則的な拍動を繰り返します。

期外収縮は早期収縮とも言われ、洞結節以外の心房あるいは心室にある細胞から急に刺激が起きるのです。

例えば心室に血液が充満してから収縮して血液を送り出すのですが、血液が充満する前に心室から早期に収縮刺激が起きると、空回りして血液の抽出が無く、脈拍も発生しないので「脈が跳ぶ」と言う事になるのです。

脈拍の乱れが頻繁に起きれば、胸に違和感を覚えたり、突然死するのではないかと不安になったりします。

この様な時は心電図等の検査で原因を追究する事が大切になります。