秋に起きやすい季節病

夏の太平洋高気圧が弱まり、大陸からの移動性高気圧が張り出してくると、地上は涼しくなってきます。

移動性高気圧と高気圧の間に気圧の谷間が出来、寒冷前線となって天気は崩れ、このパターンが繰り返されて、秋は次第に深まっていきます。

秋の天気はこの様に高気圧と前線の移動に伴い、急激な気温と気圧の変化をもたらし、これが生体に強いストレスとなるのです。

気温や気圧の急激な変化が病気を引き起こすのは、気温の変化で交感神経が刺激を受けて、自律神経のバランスが崩れる為だと考えられています。

気圧の低下では、軽いうつ状態に陥って精神不安定になり、問題解決の能力や判断力が鈍ると言われています。

秋の季節病と言われる物には、リウマチ、関節炎、古傷等の痛み、精神不安等があります。

急に気温が下がると気を付けなくてはなら無いのが、高血圧と心臓血管系の持病を持っている人です。

脳卒中の起きやすい気象データによると、前日よりも気圧が下降し、雨の日よりは晴れた日で、1日の温度差が出やすい午後3時から6時の間で、湿度が60%以下の時に多いそうです。

この気象条件は、秋が深まって寒冷前線が通過した直後の、寒波襲来の時に一致します。

また秋に多発する喘息の発作は、以前は秋雨前線の影響だと思われていましたが、逆に移動性高気圧が来た秋晴れの日の方が、多いと言う事です。