痛みの地図

痛みは腰が痛ければ腰が悪い、肩が痛ければ肩が悪い、と思いがちです。

実際痛い所=原因

に思ってしまいがちですが、これは事実とはだいぶ違います。お客様で右の足首を触って施術をしていると右手首にとたんに痛みが出たり。股関節を触れると肩甲骨から首筋に痛みが出たり、臨床では一見まったくかけ離れた場所に疼痛が出たり、改善ポイントがあったりします。

アナトミートレインやテンセグリティは臨床ではとても役立つ施術法といえます。最近は足関節とクレニアルがやはり改善の中で患部の施術の他に必要だと感じています。まずまともと構造上感じる患者さんはいません。

テンセグリティ理論によって以前よりだいぶ時短で痛みを取る事を覚えて自信をもって施術をしています。

当院ではセルフメンテナンスの指導もまずはアナトミーの説明をしてリリースの目的を理解していただきそれから自宅でできる各種リリース方法を指導しています。

それでもやはりお客様は痛い所を重点にやってしまいます。先週の方はかなりの痛みがある方で痛い側をそこばかり「グリグリ」やっていたそうです。当然痛みは改善しないで痛かったそうですが、私の指導した通りに反対側の「腸脛靭帯」もやってくださっていますか?と尋ねると「やってなかったです、痛い側ばかりやってました」との事です。

反対側の部分も行う様に指導して週が変わり来院してからお客様はすぐに「さっそく反対側をしたら、だいぶ楽になり効きました」との事、私は良かったですね^^これからはリリースポイントは最初にお話した場所に変えずに行ってくださいね、と説明しました。

テンセグリティを気にかけて施術すると弱い力で「こんな所に痛みが出るのか」と体の不思議を感じます。そんな人も例えば指圧のような強い刺激ですと当然局所の刺激の方が優先して感覚として認識されますので、単純に押した所が痛い、押した所が痛気持ちいい等と反応や反射もその様になります。

つまり  刺激=反応も刺激場所

とは単純にはいきません。腰痛も痛い所をほぐしていれば「そのうち良くなるだろう」などの全くもって問題外です。
しっかりとした合理性と論拠があっての正当性のある手技が求められるのです。