いわゆる五十肩

五十肩はバスケットネームと言われる様に、眉間節節の痛みや運動制限を伴った症候群を一括して言います。

このいわゆる五十肩を症状的に分類すると上腕二頭筋長頭腱腱鞘炎、烏口突起炎、肩峰下滑液包炎、変性腱板炎(外傷性腱板炎・腱板不全断裂)、石灰沈着性腱板炎、不安定肩関節症(臼蓋上腕靭帯障害)、肩関節拘縮、それに原因が分からない「五十肩」になります。

ですから、五十肩は肩関節周囲炎の全体の中で25%程度だと言われています。

この五十肩の原因として一番多く挙げられるのは、上腕をぶら下げている肩の構造その物です。

この上腕をぶら下げている筋肉群をカフ筋と言いますが、その緊張が加齢と共に蓄積されて、更に血液の循環も悪くなって行きます。

そして筋肉が付着する脆の部分がもろくなり、炎症が起こりやすくなってしまうのです。

初期の頃の痛みは「烏口突起」つまり肩甲骨上部上腕側、肩と腕の付け根の当りがほんどです。

又痛みは頚部や上肢等に放散する事もしばしば見られます。特に夜間に痛みが強いのが特徴とも言えます。

そして慢性期になると前方にあった痛みが拘縮の為に次第に後方の痛みになってきます。

いずれにしても、五十肩の症状だからと言って十把ひとからげに判断する事は慎むべきです。