昔から香辛料は、その国の風上に合わせた科理の中で生かされてきました。
香辛料は、臭い消し、香り付け、色付け等で食欲を刺激する作用があります。
更に、歴史的にはヨーロッパでは獣肉の防腐剤として、中国では薬用として、日本では殺菌剤として利用されて来ました。
現在では、これ以外にも肥満防止や抗酸化作用、あるいはリラクゼーションにも数多くの香辛料が注目されています。
この香辛料は植物の葉、果実、種子、花、蕾、樹皮、茎、根、地下茎 等をそのまま使ったり、乾燥させたり、その成分を抽出したものと定義できます。
現在世界では約300種類、日本では約100種頽の香辛料が利用されています。この中でも日本でお馴染みの物は唐がらし、ニンニク、胡椒、生姜でしょう。
いずれも食欲を増進させるばかりで無く多くの効能があります。
特にニンニクの効能は素晴らしく、初めて歴史に登場したのは古代エジプトでした。
ピラミッド建設に従事する労句者の体力維持の為に大量に用いた事が壁画に残っています。
その後世界に広まり中国の「神農本草経」にも不老長寿,強壮、強精剤として記されていますし、日本にも2000年前に伝わってきました。
正にニンニクは世界を席巻した香辛料と言えるのです。医食同源を極める事とは、この香辛料を有効利用する事であると言えます。
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