アレルギー疾患の増加は先進国一般の傾向となっていて、増加傾向にあると見られています。
これはアレルギー体質を持つ人の増加では無く、アレルギーを発症させる環境要因が増えているからだと考えられます。
日本では特に住環境の変化が大きく冷暖房が整えられるに従って部屋は密閉化し、その為ダニの繁殖は数十年前に比べて1.5倍になっていると言います。
カーペットの使用や畳の虫干しをし無くなった等の影響も大です。
室内でペットを飼う事も増えた為そのペットの毛やフケなどもアレルゲンになります。
密閉化によってカビの影響も受けやすくなっています。
また抗原性を持つアレルゲンその物の種類が増加している事の影響も見逃せません。
これまで身の回りに無かった化学物質、例えば建築材料(塗料、接着剤)を始め、洗剤や殺虫剤、プラスチック等の化学物質もアレルギーを促進します。
ホルムアルデヒドの発癌性等は良く知られていますが、発癌性だけで無くホルムアルデヒドに暴露されると様々なアレルゲンによる感作が促進されると言う報告もあります。
つまりアレルゲンその物を増加させていると同時に複合的にアレルギーを増悪させていると言う面も無視出来ません。アレルギーは複合汚染の結果だとも言えそうです。
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