最近では、地球温暖化がますます深刻化する中、環境対策が企業にとっても重要な経営課題となっています。
欧米では、環境保護に積極的な企業の製品を支持する「グリーン購入」という動きがあります。日本の企業もISO 14000という認証を取得することで、環境対策に力を入れています。
ISOとは、国際標準化機構であり、工業製品の規格を決める非政府機関です。ISO 14000シリーズは、企業の環境管理・監査に関する標準規格であり、規格そのものには拘束力はありませんが、政府調達の条件になったり、自主的に守る企業が増えています。
日本企業の環境保護への関心は、公害が深刻な問題になった70年代に営業利益に占める環境対策費が8~15%でしたが、現在は1~2%に低下しています。
ISO認証を取得するためには、廃棄物回収や処理などのコスト負担が増加し、利益の10%まで上昇すると言われています。この負担が消費者に反映される可能性がありますが、私たちや私たちの子孫のためにも、安心して利用できる商品が多く作られることを願います。
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