環境ホルモン

環境ホルモンは、エストロゲン様化字物質、内分泌かく乱化学物質、ホルモン阻害化学物質ともいわれています。

化学物質の中で女性ホルモンと同じ様な働きをする物は、現在のところ約70種見つかってます。

ゴミ処理場などで問題になっているダイオキシン類やプラスチック原材料のビスフェノールAやある種のPCB、カドミウム、鉛、有機氷眼、有機スズ、洗浄剤や酸化防止剤に使用されているアルキルフェノール等です。

しかしこれらの合成科学物質は約8万種の中で確認された物の中の正に氷山の一角なのです。

人類が地球環境に撒き散らした合成化学物質は、現在もなお増え続けています。

1991年7月にこの問題はアメリカのウィングスプレッドで多方面の専門家によって討議されて以来、地球環境と人類の危機として多くの専門家が研究を続けています。

この環境ホルモンの身体への影響として特に注目されているのは生殖異常と問題行動の二点です。野性生物への影響が確認きれているのは次の通りです。

鳥と魚類における甲状腺機能不全・鳥、魚、貝および哺乳類の生殖能力減退・鳥、魚、カメの孵化率低下と先天性欠損・鳥、魚、哺乳類における新陳代謝異常・鳥の異常行動・鳥、魚、哺乳類のオスのメス化・鳥、魚のメスのオス化・鳥および哺乳類の免疫不全・

更にスウェーデンの研究では人間の精子がこの20年間に1ccあたり1億個あったものが6000万個に減少しているというデータもあり、更に様々な国々で精子の減少が続いています。

また、問題行動としては動物実験で環境ホルモンの影響による異常な性衝動や高い攻撃性や子育て放棄等があります。

最近の先進国(高濃度の環境汚染エリア)社会で起こっている青少年による犯罪やいじめ、家庭内暴力、幼児虐待、子育て放棄等の現象も環境ホルモンの影響があるのではないかと一部の専門家は指摘しています。

自然環境を破壊し合成化学物質で汚染しつづけたツケが露呈し始めてきたのです。環境ホルモンは人間社会の内部崩壊を招くばかりで無く地球の生態系破壊と人類絶滅という最悪のシナリオも提示しているのです。

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