体内にがんができると、正常の時には極微量しか含まれていない特殊な蛋白質が異常に増える場合が多く、尿や血液に混じったそれらの蛋白質を調べてがんがあるのかどうかを調べる事ができます。
これらを腫瘍マーカーと言い、現在36種類以上が発見されています。ほとんどのがんで増える蛋白質もありますが、特定の臓器のがんだけで増加する蛋白質もあるので、目的によって使い分ける事になります。
ただ、がん以外の病気や喫煙によっても影響されるので一つの検査で陽性と出ても必ずしもがんがあるとは限りませんから普通は数種類を併用します。またがん手術後の経過を診るのにも利用されています。
代表的な腫瘍マーカー
AFP(α-フエトプロテイン)
原発性肝がん一正常値10ng/ml以下
CER (がん胎児性抗原)
大腸がん他一正常値 2.5ng/ml以下
CR19-9
膵がん一正常値25U/ml以下
NSE(ニューロン特異性エステラーゼ)
神経・内分泌計、小細胞肺がんなど
一正常10ng/ml以下
CA125
卵巣がん一正常値40U/ml以下
お電話ありがとうございます、
鶴巻温泉治療院でございます。