検診による早期がんの発見が増えたこともあり、がんと診断された患者さんの約半数は5年以上生存する時代になっています。
以前は、目前のがんの根絶の為に過剰とも思われるような抗がん剤や放射線による医療が当然のように行われてきました。
しかし、最近問題化してきたのが二次がんです。最初のがんが転移もなく根治したにもかかわらず、またがんになってしまう症例が増えてきています。
そこで、最初のがんに行われた医療の影響がなかったかどうかが問われてきているのです。
もちろん、二次がんは、元のがん同様の遺伝的な要因や環境要因などもあり、更に、同一の原因で時期がずれたがんや複数のがんが別の原因で起こる事もあります。
しかし、wH0の下部組織である国際がん研究機関が91年にまとめた約50種の抗がん剤の発がん性についての疫学調査と動物実験などによりアルキル化剤系などの複数の抗がん剤が危険であると報告しています。
また補助化学療法をうけた患者さんに二次がんの頻度が高いという大阪大学の研究もあるのです。今後二次がんを起こさせない為の原因解明と一次がん医療における基準作りが急務になって います。
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