絶対音感とは楽器などの助けを借りずに、音の高さや音名を識別する能力の事を言います。
普通の人の音感は相対音感で、前後の音との比較をしなければその音の高さは分かりませんが、絶対音感ではある音を聴いただけで、その音の周波数を判断してドなのかミなのか、言い表す事が出来るのです。
耳から入って来た音は鼓膜を振動させ、三半規管のリンバ液に伝達され聴細胞に伝えられます。
聴細胞に達した振動はそこで電気信号変換され、大脳の聴覚野から連合野に伝えられて情報処理されます。
絶対音感のある人の脳は、聴細胞のどの部分に電気信号が付いたのかをデジタル的に理解しているのです。
普通、言語は左半球優位で、音楽は右半球優位で聴いているのですが、絶対音感を待つ人の器合は全ての音を左半球で聴いているとか。サイレンや鳥のさえずりや雑音さえも全て音階で聴こえるのです。
この絶対音感は、3~6歳頃の幼児に音感教育をする事で身に付くと言われそれ以降はどんなに努力しても身に付かないのは、聴覚野の発達過程で臨界期があるからです。
乳幼児期に片方のみ一定期間眼帯をしているとその方の視力に回復出来ないダメージを与える様に、絶対音感の臨界期は6歳頃だと言えます。
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