生活習慣病の大きな原因のひとつが運動不足です。
運動をすると体内でタウリン、プロスタグランディンE、ドーパミン等の降圧物質が作られます。タウリンやプロスタグランディンは血管を弛緩させる働きがあり、ドーパミンは利尿作用があってナトリウムの排泄を進めるので血圧が下がると考えられています。
軽症の高血圧であれば食事療法と共に運動を持続すれば薬を用い無くても済む場合もあり、例え降圧剤が必要な場合でも運動する事で薬の量を増やさずに済んだり、目標まで下げられ無かった血圧を理想値に近づける事も可能です。
アメリカの指標ですが体力や身体の機能を向上する為なら中等度~強度の有酸素運動を20~60分週3~5回行う事また、病気になるリスクを減らす為ならば中等度の運動で合計30分以上を(8~10分の断続的な運動でも可)毎日行う事が推奨されています。
ハードな運動はかえってマイナスですが、運動量が多過ぎる為にその効果が無くなると見なされるのは1週間あたり3000kcalのエネルギー消費ですから、合併症等の無い人の場合、相当の活動量までは体力改善に有効だといえます。(速歩1時間で350~4ookcalの消費)
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