高血圧の指標

高血圧はあまりにありふれていて、年をとれば血圧が上がるのは自然現象だと思いがちですが、実際は生活の中で培われた生活習慣病だと言えます。

高血圧を放って置くと怖いのが脳卒中、心疾患、腎臓病等の合併症で、高血圧を改善すれば明らかにこれらのリスクを減らす事が出来る訳です。

ではどれ位が最適か?正常血圧高130未満低85未満 (理想は高120未満低80未満)WHO(世界保健機構)とISH(国際高血圧学会)によって発表された高血圧の新しいガイドラインによると、これまでの基準(正常血圧値:収縮期140以下・拡張期90)値よりも数値が厳しく設定きれています。

また高血圧と言ってもそのレベルを3段階に分けて重症度を分かりやすく設定しています。この基準によると日本での高血圧人口は約3000万人以上にもなります。

更に高血圧以外の危険因子と重症度を組み合わせる事で予後のリスクも見通し、方針を決めるという方向に来ているのです。

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