糖尿病の男性のインポテンスは、30~60%いるといわれています。この数字の開きは、性に対するタブーがあり、中々本当の所が分からない為です。
しかし低く見積もっても、その頻度は網膜症や腎症等より高いのです。
その原因は従来から糖尿病の合併症である神経障害と血管障害による物であると指摘されています。
糖尿病性のインポテンスでは勃起はするが、すぐに萎えてしまうと言う場合が多いのですが、その原因は静脈系にあると考えられています。
病院では器質的な神経障害のインポテンスでは険圧式勃起補助具や海綿体内注射などがあります。また血管性では血行再建術があります。
手術する例は日本では少なく、ED薬のバイアグラやレトビアやシリアスがありますがしかし、この様な器質的な疾患の場合もありますが、意外に心因性の物もあるのです。
つまり糖尿病=インポテンスと言う事があまりに有名になった為に、心理的なショックにより勃起不全になってしまうのです。
これらの心理的な要因のインポテンスは精神安定剤の投与で簡単に回復する事もあります。
またもっとも簡便なやり方として注射で勃起不全を回復する場合もあり、これは塩酸パパベリンという血管拡張薬を、直接陰茎海総体に注射して、人工的に勃起させます。
欧米では一般的な方法になっています。いずれにしてもインポテンスと糖尿病は切っても切れない中、最も良い方法は無く、進行する前に血糖値を安定させる予防法が最も大切なのです。
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