健康に良いといわれる日本食のイメージは粗食と受け取られがちですが、血管を強くするには粗食ではいけません。
血管は蛋白質でできているといってもよく、蛋白質の不足は血管をボロボロにします。
飽食はいけませんが、蛋白質は十分に確保すべきです。
またコレステロールは動脈硬化の原因というので目の敵にする人も多いのですが、コレステロール自体はホルモンや胆汁酸の原料や細胞膜の構成として欠かせない成分です。
血中のコレステロールが減り過ぎると血管がもろくなり、脳出血を起こしやすくなります。
必要なのはアテロームを作らせたりそれを不安定なプラークにしないために悪玉のLDLを減らすことです。
そのためにはビタミンC等の抗酸化物質をしっかり摂る必要があります。
抗酸化物質は炎症物質を産生するプラークの破裂を抑えます。
一方、血管そのものを強化する成分としてはフラボノイドがあります。
フラボノイドといっても多くの植物の中から4000以上の種類がみつかっていますが、その中でも血管強化に力を発揮するといわれているのがルチンです。
ルチンはソバの実や葉、茎に多く含まれていて、内膜を厚くし、弾力性を強化するだけでなく、血液その物もさらさらにしてくれます。
ソバの中でもモンゴルや中国産の韃靼ソバは日本ソバの100倍ものルチンを含んでいます。最近ではスーパーでも手に入ります。
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