甲状腺機能亢進症は200~300人に1人、甲状腺機能低下症が20人に1人、結節性甲状腺腫も20入に1人という高頻度です。
もちろん全ての人が直ぐ療法をを必要としている分けではありませんが、経過を見る事は必要です。
現に症状が出ている甲状腺機能低下症、バセドウ病、甲状腺がんも女性で70人に1人、男性で100人に1人位は見つかる様です。
亢進症の代表はバセドウ病ですが、動悸、眼球突出、甲状腺の腫れ等が目安になります。
ただ高齢者の場合はこれらのハッキリとした症状が出無い事もあるので 要注意です。
原因不明の体重減少等があったら真っ先にがんを、心配しがちですが、バセドウ病も頭に置いた方が良いでしょう。
手の震えが起こる事もありますが、これも老化による振戦と片づけない事です。
-方、甲状腺機能低下症の場合は様々な症状が自覚されますが、他の疾患と紛らわしいので専門医でないと、医者にも本人にも気づかれ難いというのが現状です。
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