草花や野菜を植えたり年間を通じて植物の世話をしていく事は、入の心にゆとりと安らぎ、楽しみとやりがいを与えてくれます。
ガーデニングのこういった養生効果は欧米では古くから知られていて、医療や福祉の現場で改善やリハビリテーションを目的として植物や園芸作業を用いるのが園芸療法(ホーティカルチャー・セラピー)です。
老人ホームや身体障害者や知的障害者の施設、精神病院などで実際に活用され、大いに効果を上げています。
もともとアメリカでは傷痍軍人の社会復帰を目指す為の方法として行われ、その指導にあたる人の資格として園芸療法士の制度が設けられました。
ヨーロッパでは園芸療法士の資格制度はありませんが、それに準ずる人たちが指導を行い、日本ではリハビリテーションの一環として作業療法の中に園芸作業があります。
さて最近の日本でブームになっているガーデニングですが、世の中が不況になり騒然としてくればくる程、人は身近に安らげるものを求める傾向にあります。
遠出をしなくても戸外で自然に触れ、美しい草花に接する事ができれば、人は不安やストレスが随分と癒やされます。
植物の香りを嗅ぐといい気分になったり気持ちが落ち着いたり、実際に血圧が下がる等身体面でも効果が現れるので、身近な養生法として期待できます。
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