タバコの煙には4000種類の物質が含まれ、その中に200種類の有害物質があり、特にタール、ニコチン、-酸化炭素、ニトロソアミン、ベンツピレン、アンモニア等の発癌や粘膜刺激症状を引き起こす物質が含まれています。
そのタバコを止められ無くしているのがニコチンで、身体内に非常に吸収されやすく、煙を吸い込んで数秒で脳に達し、ほとんどの脳内神経伝達物質に影響を与えます。
不快感を和らげて快感をもたらしますが、一定のニコチンが体内に無いと逆に不安になります。
長期間喫煙しているとニコチンが常態化して脳内神経伝達物質の分泌量にも影響を与えます。
血旅中のニコチンがある一定量を保っていないと脳細胞の活動レベルが下がり、不安、いらつき、眠気等の症状がでるのです。
ニコチンは喫煙終了後約30分で半減するので次の1本が欲しくなります。
依存症の人が禁煙すると、24時間以内にニコチン願望、欲求不満や怒り、不安、集中困難、落ち着きの無さ、徐脈、食欲増加の離脱症状が現れます。
禁煙補助薬としてニコチンパッチ、二コチンガムという、ニコチン代替療法剤を使い、少量のニコチンを外部から持続的に補給し離脱症状を抑えながら、習慣、癖などの日常生活を含めた禁煙指導をするという方法や商品名チャンビックスの様なニコチン受容体作動薬があります。
ニコチン受容体を刺激する事で少量のドーパミンを放出させて離脱症状を減らす薬でバレニクリンの薬理作用です。
副作用として抑うつ、自殺行為が一部に見られこれらの補助薬は医師の処方が必要です。
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