私は施術後に毎回自宅でできる運動療法を指導しています。運動療法はとても大切なのは感じていると思いますが、実際どのようなやり方で頻度回数強度など個々のクライアント様年齢や普段からの運動量などかなりの幅があるのでとても一律な基準で行えるものではありません。私は体が固い方ですが、毎日ストレッチを行っています。今までにダンス、バレイ、太極拳、様々な指導する立場にある方も施術してますが間違って体や一部の腰椎に負荷をかけて、これがストレッチと思って続けている方が大半です。禅宗の僧侶でもあぐらが正しくかけてなく誤った蓮華座を長期に行い続けてすっかり腰椎が変形してしまっていたり、ストレッチを体に良い目的とするはずが負荷をかける事になっているケースが本当に多いのです。
動作を体幹動作の視点からしか見ない、またはそれ以上の情報提供の場が無い為関節に負荷をかけたり、かえって一生懸命に背中を丸め頭を前に下げて円背を増強させたり、頭部前方変位を更に進ませたりしているのが、まったく気がつかないのです。腹筋軍背筋群もおなじで誤った動作で行っているのが大多数です。本来は必ず動作にはしっかりとした知識が有る方に例えばスポーツクラブで勝手に使い方を覚えてするのでは無く、まず最初は負荷よりも正しいフォームで正しい姿勢を意識して行い指導者から修正やアドバイスをもらいながらやる事が理想です。できればジムに行く事がよいですね。それでもジムに行っている方で動作の名前を覚えてない方もいます。これは進歩を遅くします。ひとつひとつの動作の名前を覚える事で例えば「ワンハンドロウ」と名前がすぐに出てくる方はその動作を自己流にやる方をあまりみません。指導者、動作名、その目的、運動これらがしっかりと連動して練習するのが理想ですね。
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