感情の蓄積

感情の暴走の話ですが、これも始まりは実はかなり早くから始まっています。いきなり上機嫌から自我を忘れるほどの怒りにはならずに同じ時にまたは同じ時期にまたは同じ場所でと脳に怒りの積み木が重なるのです。この時にまた別の機嫌を良くする事があれば積み木はまた低い位置から始まるのです。

花粉症を例にしてみましょう。いきなり発症するのが通例でそれまで無症状で周りに花粉症の人がいて苦しんでいても自分がなるとは思わないし自分にどれだけの抗体が蓄積しているのかも分からないのです。よくコップの水に例えて徐々に溜まって来ていて溢れだす時に似ていると言います。

自覚症状が無いのは他にも身体の不協和が始まりだしているのに自覚症状が無く急に体に変調が出て来て病院に行ったらうつ病と診断されたとか、よくある話で蓄積するのです。

その蓄積は大きなものでは無く小さな事が少しづつ溜まって蓄積していくのです。蓄積なので発症までは病気とは言えず無病ですが未病と東洋医学では読んでいます。これに邪気も含まれ邪気は年齢と共に溜まり続けていくのです。

その蓄積には場所が感情に紐づけられているのなら、だいぶ溜まってきたからそろそろ脳の暴走が始まるとかだいぶうつうつとしたものが溜まって来ていると感情で判断できるかが出来ないのです。

鶴巻温泉治療院