左利きはアンドロゲンが作るえる働きがある事をハーバート大学のノーマンゲシュビント教授が研究報告しています。
大脳は普通、神経細胞が所定の場所へ移動しながら、胎生20週くらいまでに、骨組みができあがります。
その時は左右半球の発達は均等ではなく初めの内は右半球の方が早く、左半球は遅いという傾向があるのです。
アンドロゲンは神経細胞の移動を遅らせて、そのアンバランス傾向を強める働きがあり、その為に左脳と結びついている右手の発達を遅らせるのです。
さらにアンドロゲンが過剰に分泌されると、左脳の発達が極端に遅れ、それが吃音や、失書などの言語障害や自閉症を生み出すと考えられ、その症状は左利きの男児に多い傾向があるのです。
逆に左利きの人は右脳が発達していることがいえます。脳は左右で機能を分担しており、右脳は空間や位置感覚、左脳は言語能力や計算能力を司ります。
左利きの人は空間認識、創造力に秀でており、左利きに芸術家や音楽家が多いと言われるのはこの為ではないかと考えられます。
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