大人になってから失明する原因の第1位は糖尿病性の網膜症で、2位が緑内障です。
緑内障は視神経が侵されて視野狭窄が起こり、最後には失明する危険性の高い病気です。40歳以上の30人に1人が発症、患者数は250万人とも言われるほどポピュラーな病気なのに、実際に診療を受けているのは50万人に過ぎません。
と言うのも、発症しても気が付かず、自覚症状が現れた頃にはかなり進行している事が多いのです。
しかも緑内障というのは原因や病型に色々なパターンがあって、ひとくくりにできません。
緑内障が起こるのは眼球の房水の流れが悪くなって眼圧が上がるために視神経が障害されるからで、眼圧が高いという事が一つの目安でした。
しかし日本人の緑内障では眼圧が高くならない「正常眼圧緑内障」が6割を占める為、なかなか気が付かれないのです。
視神経がいったん障害されて起こった視野狭窄はもう元には戻りません。
ですから進行させない為にもとにかく早期発見、早期対応が何より必要なのです。
眼科での検査では眼圧だけでなく、視神経の状態も検査してもらう事が大切です。
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