痛みの原因は連動性が関係

痛みの原因は体のゆがみ

検査の正確性の必要性

まず骨格語る前に当院では、姿勢測定に正確性を出す為レーザー2台を使い前後方向から合わせて正確に行い、更に天井から下振りを降ろしてカメラ検査台は固定点として定期的に姿勢測定器のカメラの計測線の3Dのずれが無い事を確認して4方向撮影を行っています。

どこよりもあなたの骨格の歪みを画像および検査結果(カイロプラクティックにおけるスタティックパルペーション・モーションパルペーション)で説明します。

骨格や筋肉はその動作や姿勢により2部位以上の筋肉及び関節を使います。
例えば腕をわずかに引くと前鋸筋が収縮しその範囲を超えると小円筋更に大円筋更に動きが大きくなると広背筋と徐々に連動します。

関節も同じでわずかな動きでは単関節及びその周辺ですがその動きが大きくなると、腰でいうなら股関節・膝関節・胸椎・頸椎・と全身の関節を使って動きを連鎖します。

これを「連動性」と呼びます。

連動性の始まり

この図は背面からの図となります。撮影で骨盤の左右の腕の隙間や骨盤の傾斜が分かります。
連動性には定型的なルールがあり、非定型的な場合もその理由が必ずあり、お客様の今までの人生の送り方で個々の歪みがありますが連動性は同じです。

横移動をトランズレーションと呼びますが、固い側から柔らかい方に移動する事をオブリゲートトランズレーション呼び更に柔らかい前方にと股関節の引き込みと悪循環が起こります。前方移動や腸骨(カイロプラクティックでいう前下方AS後下方PI)があり、単にその辺の整体院でこの図でいう右短下肢PIで矯正するのは、大きな間違いです。

この図でいくと腰椎左3番の横にコリや張が起こります。左に腰椎がスライドしたように見えて触診でコリっと硬い骨を感じる人もいます。

それからこの図では左腰椎5番と仙骨の角度を生じ左の神経根症状を起こします。具体的には足先の痺れを起こします。
この角度はわずかに違うだけでも臀部・大腿部・すね・と痺れの場所の違いを起こします。

負の連動性

腰椎オブリゲートトランズレーションが引き込みを起こしますが、ここでも連動性があり、引き込み側と上半身の側弯と頭蓋の傾斜は逆になる事もあります。

これらも連動性を理解すれば、なぜ上半身と頭蓋骨の左右差が起こるのかも説明がつきます。
さらに骨盤後傾(カウターニュテーション)と大腿骨外旋の連動も関与して大体の骨格の歪みが形成されます。

腰の悪い方は腰が原因と思うでしょうが、ここは連動性を理解してください。図でいくと胸椎は左側屈になりますが実際は回転運動をしながら側屈が起こり肋骨の広がりや肋椎関節にたわみが起こります。

つまり立って呼吸をしているだけで神経根症状を起こしてしまうほどの歪みの場合、胸椎を介して腰椎の回旋エネルギーを起こして自然治癒を妨害して悪化の一途をたどります。

自分が肩の高さが違うどちらかに首が傾いていると自覚のある方は、単に首肩の問題ではなく胸椎・頸椎「連動性」の回転エネルギーが腰にかかっていると理解してください。

マッサージは矯正では無く一時的な疼痛緩和

図でいうと腰の左側に痛みや張があったとします。この張りが原因で痛みが起こりほぐせば何とかなるのではないかと思いがちです。

しかしこれは悪手で、腰には歪みで生じた円形で落とし込みした回転エネルギーがあります。これは関節の関係で後方に行くケースと前方に行くケースがあります。何を言いたいかというと、ボールのように回転があります。

そのためその関節の周りの筋肉(多裂筋・脊柱起立筋群)に回転エネルギーを受けて硬くなり張や痛みを生じます。

その張りや痛みは回転エネルギー(物理的な負力)が原因であることから、単にほぐせば更に連動性の傾斜は強まり連動性からみれば歪みを助長する行為でしかありません。

連動性を考えたら肩をもむのは悪手

猫背の人はたいがい肩こりです。それは誰でも知っています。

肩コリは、ほぐせば一時的には楽になりますが一時的でしかありません。さらに「連動性」からは余計に猫背を強くして頭部前方変位(ヘッドホワードポジション)骨盤後継(スエィ―バック)の前身の負の連動性を起こします。

首肩の神経は、神経根を横に張り巡らす為しっかりと固定されています。それに猫背があると神経及び神経根部に常に引張りの力が加わりコリや痛みが起こります。

一時的にほぐすと筋肉は緩みますが、胸椎の回転エネルギーはそのままなので余計に背中が丸く猫背になります。そして揉んで肩こりが取れてを繰り返して永遠に肩こりの負のループを一生行う事になります。

解決策

ご自分の骨格の連動性を理解して個々の連動性に合わせた矯正が必要です。Instagramのリード等でボキボキやっていますが、これでは矯正になりません。連動性を考えたらとても(ディパーシファイドテクニックなど)パフォーマンスでしかありません。

当院ではクラニアルテクニックと、運動療法と定期的に改善チェックを行います。定期的な姿勢測定結果には実績があり、連動性の改善には大きな変化を感じていただけると思います。

施術前と施術後をの写真をホームページに使っている整体院がありますが、固くなった背中が施術直後はほぐれただけで姿勢改善にはなりません。

本来姿勢測定は、定期的な例えば1ヶ月施術前と30日後の施術前で測定が行われなければ姿勢の測定とはなりません。

施術直後で肩背中腰がほぐされた状態ではまやかしの検査といえます。
仕事から帰宅途中整体院に立ち寄られて、疲れて背中や腰が張りつめた状態でであったとしても、姿勢改善が本当にできているのであれば、検査結果は良好で歪みが改善できています。

 

鶴巻温泉治療院