関節運動軸

腰痛の原因

腰痛の原因となるのは関節運動軸のずれが関係します。

それは姿勢などの歪み等の理由で「制限関節」と「過可動関節」が存在する事で腰椎全体の運動軸が合わず可動範囲に差が大きく生じます。

制限関節と過可動関節

例えば図の腰椎4.5レベルが動き過ぎていた場合相対的に腰椎2.3レベルが硬く動かないレベルになっているという事です。
その状態で腰を後ろに反るというような腰椎伸展運動をすると当然腰椎4.5間にはせん断力が発生して不必要な物理刺激が加わり痛みのセンサーが反応します。

それにより腰椎下部の鈍痛となり得ます。逆に「制限関節」腰椎2.3レベルには動かない事で抵抗力が発生し不必要な物理刺激が生じる事になります。それにより腰椎2.3間3.4間は詰まって痛いと繋がります。

いすれにしろ「制限関節」「過可動関節」が起これば関節運動軸がズレてせん断が生じて痛みが起こるという事です。

これにより同じ腰椎でも異なる施術刺激となります。アプローチとしては固く動かない椎間関節には柔軟性を出す刺激を過可動関節には安定性を出す刺激をいたします。

鶴巻温泉治療院