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眠りには性差がある

2021.06.16 | Category:

女性の眠りは男性の眠りとかなり違っています。

生物にとっての優先課題は子供を作る事ですが、この課題の大半は女性が分担しています。

ヒトの女性は思春期から更年期まで月経があり、生殖活動に伴って脳下垂体ホルモンと女性ホルモンの分泌が盛んになります。

睡眠を管理する脳の一部は生殖機能をコントロールする脳の近くにあって、互いに連携しているのです。

2種類の女性ホルモンの内卵胞ホルモンには眠気を抑える効果があり、逆に黄体ホルモンには眠気を促す効果があって、排卵期を境として月経から排卵までは活動的で眠気が少ないのに対し、排卵後月経前は比較的だるかったり眠くなりやすいのです。

一方、男性ホルモンは睡眠にはほとんど影響を及ばさないので、男性の眠りに変化はありません。

哺乳類は子宮内で胎児を育て、出産し保育するという一巡の作業が必要ですが、それを側面から支える為睡眠を増やす様脳にプログラムされています。

妊娠すると黄体ホルモンの分泌が著しく増えるので、非常に眠くなります。

胎児のいる母親が活発に動き回って余計なエネルギーを消耗せず、外敵に出会う機会や心配事を滅らし、流産しない様に筋肉の緊張を緩めるには眠る事が最良の方法となります。

ちなみに哺乳期にはプロラクチンと言う催乳ホルモンが睡眠中に分泌されるので、母親はよく眠った方が乳が出やすい仕組みになっています。

生まれ付きの性格とは

2021.06.16 | Category: 心とは

人間のパーソナリティは、生まれ付きの生物学的側面と、生まれてから学んで行く学習によって様々に形作られていきます。
その中でも新しいもの好きのノベルティ・シーキング(新奇性探求)の器質は生まれ付きによる違いが明らかな性格のひとつです。
ノベルティ・シーキングの強いタイプは衝動的で気まぐれ、短気で浪費家といえます。
カーレースやスキーなどのスピードを味わう物やバンジージャンプ等の刺激が大きい物を好み、強烈な刺激を求めるタイプです。
一方ノベルティ・シーキングの弱いタイプでは危険を冒すのが嫌いで、あまり環境の変化を好みません。
どちらかと言うとストイックで気長といえます。これらの器質の違いは神経伝達物質のドーパミンと関係があります。
ドーパミンは気分や意欲を高める神経伝達物質ですが、このドーパミンと結合する受容体の遺伝子に個人差がある為ドーパミンの作用パターンにも個入差が出て来るのです。
覚醒剤はドーパミンが絶え間なく出ている状態で、ハイな状態になりますが、ノベルティ・シーキングの強い人は常にハイな気分でいるのだと言えるでしょう。
凶悪犯罪者も研究者もこのタイプに属すると言います。
またー見格が違う様に見える夫婦でもノベルティ・シーキングは良く似ていると言う事が多い様です。

プリオンを覚えていますか

2021.06.16 | Category: 食事

BSE狂牛病は牛の脳がスポンジ状になって死に至る病気です。

原因になる病原体は異常な蛋白質プリオンで、人の範型クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)と関連があります。

このプリオンは通常の加熱調理や、沸騰した湯で30分以上煮ても感染力は失われません。

またホルマリン液に3時間つけておいても平気ですから、人間の消化酵素でも、ほとんど分解できないのです。

プリオンには、正常型と異常型があり、異常型プリオンが脳の神経組織に蓄積し、細胞を破壊するのです。

人や牛、羊といった哺乳類には、元々体内に正常型のプリオンを持っているのですが、その役割は分かっていません問題なのは、プリオンを構成するアミノ酸の80~90%が、どの動物でも共通している為に、生物の種を超えて感染するというのです。

ですからプリオン病で死んだ羊の肉等を動物性飼料として牛に与え、その感染した牛を人が食べてしまった為にこの悲劇が始まったと言われています。

狂牛病などのプリオン病の原因となるのはPrPと呼ばれています。

脳だけに限らなく臓器において発現が認められているが、特に脳、神経細胞において高い発生をする特徴があります。

発病を仮にした場合は神経組織にプリオンが溜まって未だに治療法は無く予後不良の死が待ち構えている恐ろしい蛋白質です。

実験では輸血で感染する可能性も指摘さています。

ショック症状

2021.06.16 | Category: 未分類

ショックと言う状態は、突然おこる身体全体の末梢循環不全によって起こる症候群の事を言います。

ショック状態の身体的症候としては四肢冷感、冷や汗、意識障害、チアノーゼ、頻脈、呼吸困難それに血圧低下等が現れます。

その原因、発生機序、血行動態等から次ぎの様に分類されています。

発熱、嘔吐、下痢、外傷、出血等で急激に循環血液量が低下する為に血液や 血漿の減少、脱水等によるものを低容量性ショックと言い出血性ショックがその代表です。

また心筋梗塞や重篤な不整脈が原因で心筋障害や心臓や血管の圧迫閉塞によって起こる心原性ショック。

主にグラム陰性桿菌のエンドトキシンによって起こる細菌性ショック、敗血症ショックとも呼ばれる事もあります。

また、循環血液量を超えた血管拡張が起こり、体内の血液分布がまばらになってしまい、相対的に循環血液量が低下してしまう血管運動性ショックがありますが、その代表的な物がアナフィラキシーショックです。

この血管運動性ショックを起こす中には麻酔や脊髄損傷、ワクチン、ペニシリン、更に消化管に出血を起こすワーファリン、ステロイド剤、アスピリン等の薬剤の服用でも起こる事があります。

更に急激な疼痛刺激によっても起こる事があります。

この疼痛刺激によってもショック症状が起こると言う事は、施術する者として常に留意する必要があります。

ショック症状が起こった時には、直ぐに呼吸、血流量、血圧等を安定させる事が必要なので、迷わず救急車を手配する事が重要です。

乾癬

2021.06.16 | Category: 皮膚

アトピー性皮膚炎と同じ様に免疫が関与していると考えられている皮膚病に乾癬がありますが、はっきりした原因は不明です。

乾榔には尋常性乾癬が最も多く、中には難病指定されている膿胞性乾癬があります。

患者さんは10万人と推定され、働き盛りの人に多く、2:1の割合で男性に多い疾患です。

乾癬は慢性非伝染性の皮膚病で、炎症性角化症の代表的なものです。

皮膚の真皮部分で起こる「炎症」と、皮膚の表皮や角層も分厚くなる「角化症」が同時に起こって来る皮膚症状を指します。

正常な皮膚細胞の新陳代謝は、約28日かかりますが、7~10倍の速さで分裂増殖し表皮が分厚くなります。

結果としてうろこ状の鱗屑(りんせつ・かさぷた)が形成される事になります。爪を含む皮膚の全ての部位に現れ、特に症状が出やすいのは、肘、膝、腰、頭等です。

激しい痒みと、ボロボロと剥がれ落ちる鱗屑を伴う赤斑あるいは平らな盛りあがりを特徴として、痛みを伴う場合があります。

最近の研究で角層を調べたところ、そこに白血球を引き寄せる活性物質を沢山見つけたのです。

この物質は免疫反応の結果できる「活性ペプチド」という物質である事が分かり、そこで臓器移植の際に拒絶反応を抑える為に使われる免疫抑制剤「シクロスポリン」が、この病気に効く事が分かり免疫が関与していると考えられているのです。

働き盛りの男性に多いこの疾患は症状が人目に付きやすい割にはあまり知られていない為、社会的な偏見が生まれがちです。

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