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ボロンと関節炎

2020.05.27 | Category: 食事

来院する患者さんの症状で多いのが関節炎です。

老化に伴い関節を保護する為の軟骨が剥離したり退化する事で骨に変形が起こり痛みや可動域制限が起こったものです。

多くの国を調査したところ、土壌中にミネラルの一種であるボロンが少ない地域ほど骨関節炎の患者が多いと指摘されています。

余り馴染みの無い微量元素のボロンは血液中のステロイドホルモンやエストロゲンの量を増加させる働きもあり、適量のボロン無しでは身体のカルシウムを保有する事が出来ない大変重要な物質なのです。

特に閉経期後の女性の骨を強くする為にも必須のミネラルです。

高カルシウム食品である乳製品を沢山摂っているにもかかわらずアメリカ人に関節炎が多いのも、そのボロンを他の国の人と比較して半分しか摂取して無いからだとも言われています。

このボロンの多い食物として、豆類で特にダイズ、ナッツ類やリンゴ、ナシ、プドウ等の果物があります。

サプリメントとして摂取するより、食べ物で摂る事をお勧めします。ところでナス科(ジナガイモ、トマト、ナス)の食物は関節炎の症状を悪化すると言われています。

老化とDHA

2020.05.25 | Category: 食事

DHAが神経細胞のアポトーシス(細胞の自殺)を抑制するのでは無いかと思われる結果が出ています。

これはDHAが、神経細胞のDNAがバラバラになるのを抑えると言うものです。

神経細胞以外のアポトーシスに対しては抑制されませんし、他の不飽和脂肪酸のリノール酸やアラキドン酸、バルチミン酸などでは神経細胞に対するアポトーシス抑制は見られません。

ですから「DH Aは神経細胞のアポトーシスを抑制する」と言えるでしょう。

また高齢のラットを使った実験によると、DHAリン脂質を投与する事で睡眠の総量やレム睡眼が増加する事も確認されました。

DHAが神経細胞に作用する事は確かな様で、神経細胞が脱落するアルツハイマ一型痴症などの予防や治療、さらに高齢者の睡眠障害の治療に効果があるとされています。

ファイトケミカル

2020.05.24 | Category: 食事

これまで食べ物の価値は、「栄養」源、「ビタミン」源、「ミネラル」源として評価されてきました。

しかし最近では、それだけで無く、色々な働きを持つことが注目される様になっています。

例えばココアやワイン等次から次に特定の食べ物がブームになるのも、それらに発癌抑制や循環器疾患の予防などの作用が発表されて皆が飛びついた物です。

こうした傾向は、これまでの栄養学やビタミン学の範疇を超えた、食べ物における“フアイトケミカル”の面からの研究が盛んになったからと言えます。

フアイトケミカルと言うのは、非栄養素成分と言うことで、栄養素とは異なつた特別な作用を持つと考えられる成分の事です。

その効果としては抗酸化作用(動脈硬化や糖尿病、老化に関連)、坑発癌作用、自血球増加などの免疫賦活作用(感染症、癌、老化に関連)等、様々な領域での効果が期待されています。

特に植物系の食物が注目されていて、続々とその研究成果がもたらされている分けです。

これまで免疫学的に、野菜を沢山食べる人は癌に罹りにくいだけでなく、生活習慣病などにも罹り難い事は分かっていましたが、それがフアイトケミカルという面からのアプローチによって立証される様になって来たのです。

とは言う物のまだまだ分からない事の方が多いので、その意味でもなるべく多くの種類の植物性食品を食べるべきでしょう。

ダイオキシンを防ぐ食べ物

2020.05.23 | Category: 食事

ゴミ焼却炉の周辺ではダイオキシンが物を燃やせばダイオキシンが発生します。

ダイオキシンは癌だけでなく奇形児や流産の原因となり、さらに環境ホルモンとしても危険視されています。

このダイオキシンが自然に排出される量は大人の場合、摂取量の20~40%程度で、残りは全ての内蔵器に蓄積しますが、中でも皮下脂肪や肝臓や卵巣に多く溜まります。

またダイオキシンは同じ所に留まらず血液の流れに乗り体内を動きます。今のところダイオキンの体内濃度を薄める為の食べ物は食物繊維と葉緑素が有効とされています。

食物繊維は腸内でダイオキシンを吸収して体内に吸収され難くしたり、吸収され難い複合体 を形成する事が動物実験で確認されています。

また食物繊維は胆汁酸も吸収して体外に排出しますが、胆汁酸は脂肪から作られるのでその時に、ダイオキシンも排出されます。

ただ胆汁酸の多くは再吸収されますが、葉緑素はその時にダイオキシンと結合して体内への再吸収を阻止する働きをするのです。

これからはダイオキシンに汚染されていない食べ物を選ぶと共に、食物繊維や葉緑素が多い食事で意識的にダイオキシンを排出しなければなりません。

遺伝子組み換え食品

2020.05.22 | Category: 食事

外国産トウモロコシは遺伝子組み換えの作物が使われています。反対団体が2009年ビール各社での公開質問状では使用していないとの事でした。

1996年に厚生省はダイズ、ナタネ、トウモロコシ、ジャガイモの遺伝子組み換え作物を安全と判断し、しょうゆ、豆腐、食用油などの加工食品の原料として使うことを認めました。

TPPで将来表示廃止等のお話しがあるのは心配です。どの食品にこの作物が使われているかは表示が無くなれば全く分かりません。

遺伝子組み換え作物は、細菌の遺伝子を植物の細胞に組み込み、除草剤耐性や害虫抵抗性を持たせた自然界に存在しない物です。

従来の品種改良は自然交配によるもので、例えばダイズと交配可能なのはダイズのみで、新しいダイズにはダイズの遺伝子だけですが、遺伝子組み換えの場合はダイズに細菌遺伝子とそれが作り出すタンパク質が存在する事になります。

1989年、アメリカで世伝子組み換え食品のトリプトファンを食べた人の内推定1万人が筋肉痛、呼吸困難等の被害を受38人が死亡する事件がありました。

組み換えの過程で有害不純物が入った為と言われていますが、遺伝子組み換えで出来た作物を長期間食べ続けた場合、人体にどの様な影響が出るかはまだ誰も予測が立てられないのです。

私達が自分の身を守る為には、食べている食品にどんな原料が使われているのか表示して選択出来る様してもらうしかありません。

値段は少々高くても遺伝子組み換え食品は控えた方が良いでしょう。

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