本来は足根骨・腓骨頭・肩峰端・耳孔が垂直線にあり上からの荷重を受け止めています
まずは股関節が足の上のくるぶしの前(距骨)の真上になければなりません。
ヒトの骨盤はチンパンジーやゴリラなどと違い長さが短くなり立つ事ができるようになりました。
しかし腰痛の方は股関節の位置が後ろや前に移動して負荷をかけ続けています。
多くは骨盤が前傾して、前方に移動しています。これを正常な位置に矯正をします。一時的にほぐしなどをしてもまた痛みや筋肉が固くなってしまうのはこの問題点を解決していないために腰に負担がかかり続けているからです。
骨盤が前に出ている方はその理由は頭部が前に出て背中が丸くなるいわゆる猫背になると頭重さを支える為に股関節は前に移動します。
移動の仕方は一様ではなく個々の体の歪みで反り腰でも恥骨を突き出した型もあれば、おへそを
突き出した型もあり、腰が曲がってる型も一様ではありません。
この型であれば頭が前に移動して猫背から脊椎の変位が起こっていますので、重心は後ろになります。矯正は頭を後方に背中は前方に移動させる矯正が必要です。
腰が曲がった腰痛の型の方もいます。
頭部が前に出て背中が丸くなるいわゆる猫背になると頭重さを支える為に股関節は前に移動します。
そこで前荷重になった体を支えなければならない為に背中の筋肉脊柱起立筋群が緊張して体幹を起こそうとしますが。
長いモーメントの筋収縮は結果として背中の丸みを強くする事になります。
本来ならば僧帽筋下部の筋が収縮して胸を起こして正しい姿勢を保持するのですが、頭部前方変位の為それもできません。
頭は前方に背中は丸くなり骨盤は前に傾斜しているので、矯正は頭を後方に背中の丸さを真っすぐにさせ骨盤の前傾を正常にする必要があります。
ここで具体的な数字やロジカルな仕組みを説明されても、一般の方は医学的な基礎が無いので‘本当にそんなに負担がかかるの?’と疑問を持つ方もいるかもしれません。
ボーリングをされた事はありますか?ボールを持つ際に体に近づけていれば持つ事はできますが投げる前になりボールを体から離すと重さで持つ事はできません。
頭が首肩に影響を及ぼす事で立位なら体重の60%以上の荷重が腰にかかりますが、その何倍も荷重がかかっているのです。
それが毎日反復継続しているから更に問題点をあらわにしています。
頭が前にあると結論としては首コリ、肩こり、腰痛が歪みを支える結果として起こるので、揉むのではなく、頭の位置の矯正を行う事で肩こり、腰痛はとても楽になります。
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