- Blog記事一覧 -10月, 2020 | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉治療院の記事一覧

10月, 2020 | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉治療院の記事一覧

老人性難聴

2020.10.28 | Category: 老化

難聴には外耳や中耳の障害による 伝音難聴、その奥の内耳や聴神経の障害による感音難聴があります。

伝音難聴は原因を取り除けば治りますが、感音難聴は今のところ有効な治療法はありません。

高齢になって耳垢の掃除が上手く行か無くなる等で耳垢が溜まると伝音難聴を起す事がありますが、その場合手は入れをすれば治ります。

しかし加齢と共に内耳の蝸牛の機能低下が起こって来ると音が聞こえ難くなる感音難聴、いわゆる老人性難聴が起きて来ます。

音の強さはdB(デシペル)で表され、40dB以下の音が聞こえ無くなると老人性難聴と言われます。

ヒソヒソ話で10dB、普通の会話は40~60dBですから、生活に支障きたす事になります。

また、聴神経から大脳に至る神経全体も加齢現象の為に「音は聞こえるが、内容が分からない」と言った言葉の判断力も悪くなってく来ます。

老人性難聴のある人に話しかける時は、正面から同じ高さで、ゆっくり、ハッキリ話して、理解したか否かを問いかけて確かめる事が必要です。

また老人性難聴があると補聴器を使用しますが、上手く調整された補聴器で無いと、ガーガーとやかましかったり、また周りに雑音が有るとノイズも拾って聞き取り難い等、補聴器に慣れるにはかなりの時間と訓練が必要な様です。

骨粗鬆症

2020.10.27 | Category: 老化

骨粗鬆症は骨量の低下と骨組織の微小構造の破綻が尤進する疾患であり、骨の脆弱性により常に骨折の危険が伴います。

この骨粗鬆症は単一の疾患では無く、原発性と続発性に分けられます。

この骨粗鬆症は圧倒的に女性が多い疾患で閉経後に多く認められますが、70才以降の男性にも大腿骨頚部骨折の発症率は女性の数分の一程度ですが増加していきます。

高齢者の骨代謝状態は一般に骨形成、骨吸収ともに低下していき、低骨代謝の状態で、骨量の減少が進むと考えられています。

高齢者のカルシウム代謝の特徴として、カルシウム摂取量や腸管からの吸収力低下、それに体内ビタミンD量の低下により2次性の副甲状腺機能亢進症とそれによる骨量低下という機序がー殼的です。

また、図にある様に薬物の常用や内分泌疾患や栄養傷害や糖尿病等の生活習慣病に伴い出てきますので、高齢者の洽療には問診をしっかりして、圧迫骨折などの医療過誤を起さ無い充分な配慮が必要です。

骨折予防には骨量の安定が何より重要ですが、筋力の増強や関節可動域確保といった運動能力の維持や増強も大切です。

また、転倒を防止する為の居住空間のバリアフリー化や杖などの補助用具の適切なアドバイスを心がける事も必要です。

知的機能は衰えず

2020.10.26 | Category: 老化

人の知的な能力には「流動性能力」と「結晶性能力」とがあります。

流動性能力とは、物の名前を覚えたり並べた数字を逆に数えると言った単純な記憶の能力で、結晶性能力とは、教育や学習・経験と言った文化的な影響を受けて発達する能力の事を言います。

年を取ると衰えるのが流動性能力で、これは20才頃をピークとして年を重ねる毎に低下する一方です。

これに対して結晶性能力は、40~50才代になってもまだ上昇を続け、高齢になっても容易に衰えません。

政治家や重要な役職が高齢者でも務まるのは、総合判断力が70才位まで上昇し続けるからです。

高齢者は運動能力が衰えるので動作が緩慢になり機敏な反応が出来ず、その為に知能まで衰えたと見られる事がありますが、言語性知能は高いまま維持されます。

これは文化・芸術の分野において顕著で、学者や作家、画家には90才でなお活躍中と言う人もいます。

こう言った高い知的機能を保っている高齢者を社会的な活動の段階によってグループ分けし、グループ毎に心理テストを行い、成績を比較して見たら余り大きな差はありませんでした。

これは現行の心理テストでは、知的老人の社会的活動を評価出来ない事を示しています。

老人の知的機能は、環境や社会的・経済的条件、性格と言った要素が複雑に絡み合って成り立っているのです。

眠れない高齢者

2020.10.25 | Category: 老化

高齢者の睡眠障害は多く、訴えの多くは「眠りが浅くなった。

朝早く目覚めてしまう。良く眠れないので疲れが取れずに、日中ぼんやりしてしまう等です。

その背後に欝病などの精神疾患を持つ場合もありますか、加齢の変化に伴う睡眠の質や量の変化もあります。

高齢者が長時間熟睡出来無くなる原因としては単調な生活パターンになりがちで昼間の、緊張が少なくなる生理学的に覚醒状態を維持する脳機能が衰える為居眠りが多くなる就寝時間が早くなり、夜中や早朝に目覚め易いノンレム睡眠が浅くなる、等があります。

これらの原因が複合的に作用していき、幼児期に獲得した単相性睡眠のリズムが壊われてしまい赤ん坊と同じ多相性睡眠に逆戻りしてしまうのです。

睡眠障害には入眠障害型、中途覚醒型、熟眠障害型、早朝覚醒型等の型があり、それが複合的に出る場合あります。

いずれの場合も、動物本来の眠り方である多相性睡眠に戻っただけであり、余り神経質にならない様に促します。

また一度目が覚めたら睡眠周期である90分位は眠れない事を説明する事も有効です。

しかし極度の不眠症では、欝病などの精神疾患の一症状である場合もあります。

非アルツハイマー病

2020.10.24 | Category: 老化

WHOの国際疾病分類でも痴呆をもたらす疾患は60にも及びます。その多くが血管性痴呆と神経変性痴呆です。

神経変性痴呆はほとんどがアルツハイマー病とくくられていましたが、現在は非アルツハイマー型痴呆として区別される様になってきています。

非アルツハイマー型の変性疾患の痴呆で多いのはレピー小体病で、幻覚や妄想があり認知能力は変動します。またパーキンソン症状が出る事も特徴です。

前頭葉型痴呆では判断や意欲の障害が目立ちます。初老期痴呆のピック病がこの前頭葉型痴呆のひとつで、性格変化、道徳観念が無くなると共に異常行動等を起こします。

皮質基底核変性症は上肢の片側の運動障害で始まる事が多く、四肢の協調運動障害と並んで痴呆が進みます。

この様に神経変性による痴呆症も様々ですが、同じ様な痴呆の症状が出る疾患の中には慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、甲状腺機能低下、脱水・電解質異常、欝病、薬剤性の様に原因を治療す事で治癒する事も出来るので早期発見と正確な鑑別が必要なのです。

痴呆のタイプが分かれば障害のパターンが把握出来ると共に、残った機能を保つ様に働きかける事が出来ます。

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