- Blog記事一覧 -9月, 2020 | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉整体院の記事一覧

9月, 2020 | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉整体院の記事一覧

食いしばるが不定愁訴の原因

2020.09.25 | Category: 上肢,口腔

歯並びや噛み合わせといった口腔の問題から頭痛、屑コリ、腰痛、めまいといった不定愁訴が起きる事が分かってきました。

虫歯や歯周痢によるグラグラの歯があったり、歯並びの悪さがあると、私達の体は無意識の内にその歯をかばい、避けて噛む様になります。

不正な噛み癖が起きると、歯茎や筋肉に不快感が生じたり、バランスを保とうとして歯の安定した位置で食い縛る事が多くなります。

捻じれて食い縛る為に咬筋、側頭筋や外側翼突筋と言った咀嚼筋や、首筋の胸鎖乳突筋に無理が生じて筋肉を緊張させます。

また顎関節の開閉にも影響して左右非対称性になる事で顎関節症にもなります。

その為に体は脊椎を歪める事でバランスを取ろうとするのですが、その為に首、肩、背中、腰の痛みとして出て来るのです。

長年、頚の痛みや肩こりが続く患者さんには歯や顎関節に問題が無いかの確認が必要です。

ところで睡眠中の歯ぎしりはこの捻じれを自動的に修正しようという働きもありますが、激しい歯ぎしりは肩コリの原因にもなります。

この食い縛りは姿勢が悪いと体のバランスを取ったり、また心理的ストレスがかかって緊張した時に起きています。

食いしばる事は無意識の内に起きていて顎関節や筋肉に異常な力が加わる事になるのです。

VDT症候群

2020.09.24 | Category: 上肢

VDT(ビデオ・ディスプレイ・ターミナル)症候群は、パソコンの普及に歩調を合わせる様に激増している疾患です。

特に長時間仕事でパソコン作業をする人、軽い人まで含めるとほとんどの人が自覚している疾患であると言いきれます。

当初問題になったのが電磁波、紫外線、放射線等が人体に及ぼす影響で、癌や流産の危険性が指摘されていました。

しかし、IT革命、パソコン社会と言われる程普及して来るとその問題は解明された訳では無いのですが下火になり、より目先の問題として眼精疲労、肩コリ、腱鞘炎等がクローズアップしてきました。

この中で特に問題なのは眼精疲労です。単なる目の疲れから始まり肩コリ、全身倦怠や’自律神経失調症まで伴います。

眼精疲労の原因として屈折異常である近視、遠視、乱視や調節異常である老眼によって起こると言われましたが、VDT症候群の多くは別の原因によって起こる事が分かってきました。

元々屈折異常や調節異常があればよりなりやすいのはもちろんです。次にブルーライトです。

波長が380~500nmの領域にある青色の可視光線を長時間の暴露(浴びる事)によって、メラトニンの生成が抑制されるそうです。メラトニンとは脳内で分泌されるホルモンの一種で、人間の眠気を誘う物質です。

メラトニンが抑制されると言う事は、つまり体内時計(サーカディアンリズム)が狂ってしまう事に繋がります。

そしてはドライアイです。コンピュータの作業時の「まぱたき」回数は、日本人平均1分20回が、1分5~7回という報告があります。

さらにパソコン作業は凝視の為目を大きく見開く傾向があり、それが露出面積を大きくしてドライアイに拍車をかけているのです。

その予防は目の表面の湿度を保つ為の点眼と「まばたき」なのです。対策としてはディスプレーを長時間見ないで休憩を取りながら目を休める事です。

更年期の肩コリ

2020.09.23 | Category: 加齢

女性が更年期になるとひどい肩コリを訴える事がありますが、更年期の屑コリは女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌異常から来る血管運動障害で起こります。

卵巣は他の臓器(胃・肝臓・心臓)に比べて老化が早く、35歳位からその徴候が始まり、40代後半になると老化が急速に進み、女性ホルモンも急に減って、やがて閉経を迎えます。

平均50歳を中心にして前後10年位が更年期です。エストロゲンは40代後半から次第に減少、閉経を境に急激に低下します。

プロゲステロンはエストロゲンよりも排卵が無い分だけ激しく滅少します。

これらの女性ホルモンの分泌異常が、自律神経中枢に影響し、様々な症状が起こる様になります。

血管運動障害を起こすと、顔は異常に発汗したり紅潮するのに手足が非常に冷たくなったり、肩コリや腰痛、関節の痛み等が起こります。

更年期によく見られる精神的な不安や心因性の欝症状が加わったり、運動不足がちだと、非常に頑固な肩コリになります。

精神的なリラックスをアドバイスし、軽い体操やストレッチングがお勧めです。

肩コリを訴える患者さんが更年期だと思われる時は、婦人科系疾患の治療を行う事が当然必要になる訳です。

コネクソン

2020.09.22 | Category: 細胞

身体を構成する細胞は、情報ネットを作りお互いに緊密に連絡し協力しています。

どの細胞も孤立しては当然生きてはいけません。正に運命共同体なのです。

臓器から臓器へ、あるいは神経系の中枢から末梢へと様々な情報が流れています。

長い距離の連絡には細胞は血液や神経系を介してメッセージを送っています。

しかし、例えば重層的に組織を作り上げている皮膚等の臓器の場合、隣り合う細胞同士では、どの様な連絡の取り方をしているのでしょうか。

これらの細胞はコネクソンという小さな孔を通して連絡を取り合っているのです。

重なり合った細胞はギャップ結合と呼ばれる繋ぎ目にある何千ものコネクソンによってお互いの情報を確認しています。

それぞれのコネクソンは相同の六個の蛋白からなり、膜を貫く管を作っています。そこから細胞から細胞へ、糖やアミノ酸やATP等の小分子をお互いに融通してます。

しかし蛋白の様な大分子は、その狭い管を通過する事が出来ません。

ですから、それぞれの細胞は自身を保持する事が出来るのです。緊急事態が発生するとその管は自動的に閉じる仕組みになっています。

例えば細胞内のカルシウム濃度は通常は低く保たれていますが、隣の細胞から大量のカルシウムが流入すると、危険を察知してコネクソンを閉じてしまうのです。

心身一如

2020.09.21 | Category: メンタル

様々な情動を引き起こす中心的な役割を担っているのは脳である事は間違いありません。

例えば、大脳生理学者ウォルター・ヘスは、猫の視床下部の各部位に電気刺激を与え、攻撃行動や逃避行動などの情動行動を引き起こし、更にそれに伴う自律神経系の反応を起こす事でノーベル賞を与えられました。

情動研究の父と呼ばれているウイリアム・ジェームスは約100年前に「情動体験は刺激により誘発された身体変化を大脳皮質が認知する事で起こる」と考えていました。

脳の刺激だけで情動が起こると言うヘスの実験で、この考えは否定されたかの様に見えます。

その事で、興味深い報告があります。

癌の治療の為に片側の交感神経を切断された患者さんが、好きな音楽を聴いた時、切断されていない側では以前と変わらない身体から沸き起こる感動を感じたのですが、切断された方の側では感動を感じ無かったと言います。

つまり、身体の変化を伴わない情動は、本当の情動反応では無いと言えます。

つまり、音楽等によって引き起こされる、身体に起こる興奮と大脳皮質が関与する認知が結びつく事で、感動が生まれるのです。

人間の情動反応は動物に比較してより高次の物が多く、人間の「心身一如」という心と身体の微妙で密接な関係を知った貴重な報告です。

当院のスケジュール

アクセス情報

所在地

〒259-1137
神奈川県伊勢原市笠窪383-3

駐車場

5台あり

休診日

水曜日

ご予約について

当院は完全予約制となっております。