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高血圧 | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉治療院の記事一覧

高血圧の指標

2020.12.27 | Category: 高血圧

高血圧はあまりにありふれていて、年をとれば血圧が上がるのは自然現象だと思いがちですが、実際は生活の中で培われた生活習慣病だと言えます。

高血圧を放って置くと怖いのが脳卒中、心疾患、腎臓病等の合併症で、高血圧を改善すれば明らかにこれらのリスクを減らす事が出来る訳です。

ではどれ位が最適か?正常血圧高130未満低85未満 (理想は高120未満低80未満)WHO(世界保健機構)とISH(国際高血圧学会)によって発表された高血圧の新しい治療ガイドラインによると、これまでの基準(正常血圧値:収縮期140以下・拡張期90)値よりも数値が厳しく設定きれています。

また高血圧と言ってもそのレベルを3段階に分けて重症度を分かりやすく設定しています。この基準によると日本での高血圧人口は約3000万人以上にもなります。

更に高血圧以外の危険因子と重症度を組み合わせる事で予後のリスクも見通し、治療の方針を決めるという方向に来ているのです。

最大血圧と最小血圧

2020.12.27 | Category: 高血圧

最大血圧は心臓が収縮した時の最大値で、最小血圧は心臓が拡張した時の最小値の血圧を指します。

この血圧の値に影響を与える因子としては、心拍出量、循環血液量、末梢血管の抵抗、血液の粘性、太い動脈の弾性があります。

ところで、最大血圧の変動は収縮時の太い血管の弾力性と心臓の収縮力の強弱によって決定されます。

太い動脈は心臓が収縮した時弾性がある為拡張して、血液が一挙に細い末梢の血管に流れ込ま無い様にしています。

血管の弾性が弱くなったり、心拍出量が増えれば心臓の収縮時に最大血圧は当然高くなります。

また最小血圧は、この太い動脈にとめられていた血液が心臓が拡張する時に末梢に送られた時の血圧です。

その時、末梢の血管の内腔が狭くなり抵抗が高くなる時は最小血圧は高くなります。

最小血圧が高くなると言う事は、末梢の血管が締まったり、詰まってきたり、更に血液の粘性が高い等の動脈硬化が進行する因子が増大している事と言えます。

ですから、高血圧では最小血圧が高くなる事の方が恐い訳です。

一般に高血圧は最大も最小も共に高くなる事が多いのですが、70才を過ぎた高齢者は太い動脈の弾性が無くなる為、最大血圧が高くなり最小血圧は低くなる収縮期高血圧になる特徴があります。

ただ、アメリカの統計で、最大血圧だけ高い収縮期性高血圧でも心筋梗塞になりやすい事が分かったので、警戒する様になって来ました

高血圧と食塩

2020.12.26 | Category: 高血圧

血圧にとって食塩は絶対に減らした方が良いという意見と、余り関係が無いので神経質になる必要は無いという意見があります。

それは高血圧の人が食塩を減らした場合、確実に下がる人がいる一方で、下がら無い人がいるからです。そう言う違いが出るのは、人によって食塩の感受性が違っているからですが、その食塩感受性の違いをもたらす原因は腎臓にあるのです。

糸球体の濾過力が落ちたり、尿細管でのナトリウム再吸収が増えた場合、食塩感受性の高血圧になります。

糸球体の濾過力の低下は濾過面積や糸球体の数が減る等の異常であり、ナトリウムの再吸収が増えるのは糖尿病等で糖が尿細管で再吸収される場合に糖と一緒にナトリウムも再吸収されてしまう等です。

つまりは食塩の感受性は腎臓の機能低下によって高まった結果だと言える訳です。

食塩感受性が高い高血圧の場合は日内の血圧リズムのパターンも乱れ、血圧が夜でも低くなら無いという傾向があります。

また食塩感受性が高いと心血管系合併症、脳卒中共に起こす確率が高くなります。

また食塩の過剰は高血圧の合併症だけで無く、胃癌、骨粗粗症、白内障、気管支喘息等のリスクも高くしますからやはり減塩は必要なのです。

食塩感受性の高い人は食塩を抑える事で、血圧の日内リズムも正常に戻りやすくなります。

高齢者の血圧

2020.12.25 | Category: 高血圧

以前は高齢者の高血圧はあまり下げようとしなくて良いという考え方でしたが、今日では高齢者も下げた方がよいとされています。

つまり高血圧は加齢による自然現象では無く、病的な状態であり、高齢者でも改善した方が脳や心臓血管合併症、特に脳卒中等の予防効果があると言う事が分かったのです。

ただし高齢者の高血圧の場合、特有の特徴があるので、その点を認識して置く必要があります。高齢者の多くは動脈硬化が進んでいるので、末梢血管の抵抗が上昇の傾向にあります。

その為拡張期の血圧は変わらないか、かえって低くなるのに収縮期血圧だけが高くなる収縮期高血圧(140mmHg以上、90mmHg未満)となりやすいのです。

また血圧調節機能そのものが低下しているため血圧が変勤しやすくなっています。

普通夜間には下がる血圧が下がらなかったり、下がり過ぎたりして、脳卒中に結び付く事もあるので要注意です。

起立性の低血圧や食後低血圧も起こしやすくなっています。また白衣性高血圧も多いので一度だけの計測で判断することは避けます。

ただし血圧を下げるとはいっても、高齢者の場合は極ゆっくりと下げなければなりません。

また食事療法や運動療法が大切なのは高齢者も同じですが、余り厳格になり過ぎて楽しみを無くす様では逆効果でしょう。

高齢者の血圧コントロールが薬中心になるのはある程度やむを得ないかもしれません。

入浴に注意

2020.12.24 | Category: 高血圧

厚生労働省の人口動態統計のデータによれば、入浴死の85%は虚血性心疾患、脳梗塞、脳出血が原因です。入浴行動から血圧の変動を調べると、脱衣後に血圧は急上昇、その後浴槽内で急陣下して、着衣後にやや上昇しその後安定します。

ですから、脱衣後の血圧の急上昇による脳出血と、浴槽に漬かって血管が広がり血圧が下がって起こる虚血性心疾患、脳梗塞が多いのです。

その落差が大きいほど危険な訳で、冬の様な寒い時は脱衣所は暖める工夫をする事も大切です。ここで都市生活研究所の賢い入浴法があるので紹介します。

1.一番風呂は避ける事。さら湯には酸素が大量に含まれているので、肌への刺激が強い事や、二番目以降では既に浴室の温度が高くなっている為体への負担が軽くて済みます。

2.シャワー給湯を利用する事。なるべく高い位置からシャワー給湯すると水蒸気が浴室に広がる事で浴室の温度が上がります。

実験によると15分で10度室温が上がるそうです。3.38~40度のぬるめのお湯に半身浴で入る。首まで長時間使っていると、血液の粘度を上昇させ、血管内に血栓を生じやすくさせます。

また水圧を緩和して心臓への負担を減らす為にもヘソ位までの入浴が良いのです。最後に入浴後は充分な水分を補給する事です。

脱水の為に血液粘度が増しているので、睡眠中の脳梗塞や心筋梗塞を予防する為です。

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