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自律神経 | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉治療院の記事一覧

乗り物酔いはどうして起こる

2021.06.16 | Category: 自律神経

乗り物酔いは、吐気、嘔吐、顔面蒼白、冷や汗、唾液の異常分泌等が起こりますが、これは全て自律神経失調の症状です。

これらの症状はめまいを起した時の随伴症状としても知られています。

乗り物酔いが起こる原因は内耳の三半規管と耳石器を総称した前庭迷路と視覚等の感覚器の異常、更に中枢の前庭小脳の機能混乱に伴う精神的な緊張等が挙げられます。

まず、回転運動を感じる三半規管と身体の傾きや加速を感じる耳石器から前後、上下、左右、あらゆる方向からの揺れや振動の過剰な情報が脳幹にある前庭神経核に伝えられます。

この脳幹の前庭神経核には手足や首の筋肉や関節からの情報や視覚情報等の感覚が集まる所です。

その情報に対応して前庭神経核の中の、姿勢を制御する為の前庭脊髄運動系、目を動きに合わせる前庭眼運動系、内臓機能と対応する為の前庭自律神経一系、より細かい運動に対応する前庭小脳系、学習の為の前庭皮質系の5つの反射系が出力する仕組みになっています。

これらによってより細かい姿勢調整、眼位の調整を行います。

また、大脳皮質にも情報が送られる為に、乗り物酔いの不快な気持ちが記憶され、乗り物に乗る事への情動的な不安も引き起こされるのです。

ですから、乗り物酔いは直接的には耳、眼、小脳の情報の混乱による一過性のめまいが起きた為に、自律神経系の過剰反応が誘発されるのです。

更に、これまでの不快な記憶によりそれがより強化される為に引き起こされるのです。

スポーツ選手のセルフコントロール

2021.06.13 | Category: 自律神経

スポーツ選手はプレッシャーに負けないで毎日の練習で培った技術や体力を最高度に発揮する事を切望しています。

そこで「心」の部分をセルフコントロールするメンタルトレーニングがスポーツ界で浸透してきました。

体は脳から命令を受けて活動しますが、緊張したり、上がったりしてしまうと脳も緊張状態に陥り、それにより普段簡単にできていた事を失敗したり、力んでしまったりしやすくなります。

セルフコントロールが大切である事は科学的にも明らかになってきていますが、一日や二日でコントロールできるものではありません。

そこで日頃から訓練する事が大切になるのです。

その訓練方法として、次の様なものがあります。

勝つための目標設定を明確にして具体的なプランを立てる、プレッシャーに打ち勝つ為に色々なリラクゼーション法を試みる、自分の自信を高め維持する為に自分自身に話し掛けて自己暗示をかける(セルフトーク:自己会話)、練習してきたテクニックを最高度に発揮する為のイメージトレーニングを繰り返す、強気で戦う為にプラス思考を習慣付ける、試合で必要な集中力や集中力の回復、ミスした後の気持ちの切り替え、試合を成功させる為のシミュレーショントレーニング、スランプや不安感からの脱出法等が様々なものがあります。

根性や気合だという考えもありますが、メンタル面を科学的、効果的、合理的にトレーニングしていく時代になってきているのです。

笑いでセルフコントロール

2021.06.13 | Category: 自律神経

プレッシャーを感じて緊張したりすると、眉間にシワをよせたり、頬を強ばらせたり唇をギュッと結んだりして表情が硬くなります。

また首や肩など筋肉の緊張も現われます。

この緊張をほぐすセルフコントロールに笑顔があります。

まだ言葉がしゃべれない赤ちゃんが笑顔を通じて喜びの感情を母親に伝える様に、笑顔は人が最初に学んだ学習条件反射です。

笑顔を作る筋肉の動きが無意識の引き金になって喜びを司る脳内の神経を刺激し、それが浮かんだ瞬間に幸福感や安らぎの感覚を誘い出すのです。

また意図的に顔の表情筋や眼輪筋を動かして笑顔を作ると楽しい感情を引き起こす神経が脳内で活発に作用し、脳波もアルファ波が出やすい状態になってリラックスできるという報告もされています。

更にに大声を出して笑う事です。

笑い初めは血圧が上がり、心拍を速め、酸素消費量を増加させますが、その後は筋肉の緊張が緩み血圧、心拍が低下し、血中の酸素濃度も上昇します。

この変化は笑うという事が、適度な運動と同じで脳内にエンドルフィンが増加してストレス解消や爽快感に繋がるのです。

呼吸の仕方も腹式呼吸になり、副交感神経である太陽神経叢を刺激してリラックスさせてくれるのです。

笑う事は免疫系にも影響し、漫才、落語等で笑った後に血液を検査すると血液中のナチュラルキラー細胞が活性化されがん細胞や細菌等を攻撃する事が報告されています。

笑顔は人とのコミュニケーションを円滑にする為に大切であり、心と身体のセルフコントロールに欠かす事ができない行為なのです。

味覚のセルフコントロールはなぜ困難か

2021.06.13 | Category: 自律神経

人間の五味の中でも、甘味と塩味は人間の生理的な要求と最も結び付いています。

甘味や塩分を摂り過ぎれば害があると分かっていても、セルフコントロールできずに生活習慣病になる人は後を絶ちません。

人間に限らず動物は、特定の栄養素の欠乏・渇き・空腹・疲労等の生理状態に陥ると、欠乏している栄養が含まれる食べ物を本能的に求める様になります。

甘い食べ物は糖の存在を意味していて、エネルギーが得られて血糖値が高められる事を、頭では無く身体が知っているのです。

ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源なので、脳の発達する幼児期に甘味に対する欲求は特に強いのです。甘い物を食べた時、刺激が味覚を通じて大脳の味覚野に達し、一部の刺激が内側前脳束という神経路に送られ、この神経の中のA10神経が興奮すると側坐核にドーパミンが放出されます。

甘味の刺激は生物にとって「快感」となり、この刺激と快感の回路が出来上がってしまった場合、充分にエネルギーが補給されて血糖値が満たされていても、更に快感を得ようと甘味を求める場合があり、こうなるとセルフコントロールは難しくなります。

また身体が必要とする栄養素の中で欠乏が起これば致命的になるのがナトリウムで、塩は日本では1日10g以下という摂取目標が設定(最低必要量は1日1.3g)されていますが、平均12gに達しています。ナトリウムはカルシウムやマグネシウムに比べ身体の中に貯蔵量が少なく、欠乏に非常に敏感な為、身体の自然な欲求として塩味を必要以上に摂り過ぎてしまうのです。

自己催眠とセルフコントロール

2021.06.13 | Category: 自律神経

自己催眠とは、自分で自分を催眠状態という特殊な意識状態に導いて、その催眠状態を利用してセルフコントロールを行う事です。

身体や心の悩みを克服する、あるいは新たな能力開発をしたいと思っても、「自分の能力はこれ位だ」という固定観念は、セルフコントロールの大きな障害になる事が多いのです。

でも人が催眠状態に入っている時は、リラックスしたり眠くなるといった様に意識の働きが弱まって、普通の意識状態のままだとなかなか受け入れられないプラス暗示も、自己催眠を利用する事で、凝り固まった意識を和らげて受け入れ易くなります。

自己催眠で使われる自己暗示にはプラスとマイナスがあり、誰でも普段意識しないで使っている事が多いのです。

「縁起を担ぐ」というのもプラス暗示の例で、ある色の服を身に着けていると仕事が上手く行くと信じていると能力が発揮できるというのは、暗示が上手く働いている例です。

マイナス暗示としては、「人前に出ると上がる」「能力が無い」等の思い込みがあります。自己催眠では、意識しないで使っているプラス暗示を意図的に積極的に活用し、また普段気付かずに使っているマイナス暗示を発見して、それをプラス暗示に切り替えて行く様に練習します。

まず心身共にリラックスした状態で、振り子暗示等で軽い催眠状態に入る練習から始め、自分がこうなりたいと思うことで可能性のありそうな事柄をプラス暗示として選んで、自己暗示を行うのです。

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