- Blog記事一覧 -感情 | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉治療院- Part 3の記事一覧

感情 | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉治療院- Part 3の記事一覧

喜びと悲しみ

2019.11.04 | Category: 感情

人の感情は複雑です。時には相反する感情が同時に湧き上がる事も有ります。例えば子供が結婚すると言う様な時、子供の成長を喜ぶ反面親元を離れて行く事の悲しみも湧いて来る、と言う様に、相反する感情が同時に心を占めると言う事も有ります。何故この様な事が起こるのか。喜びも悲しみも、感情が湧き上がると脳の視床と前頭前野の部分が活性化します。しかし細かく見て行くと、喜びの気持ちが湧いて来ると、大脳皮質の側頭葉と右前頭前野の活動が抑えられています。この部分は複雑な計画を立て物事に用心をする部分で一方悲しんでいる場合は顔側の辺縁系が活動し、右の前頭前野が左よりも活性化している事が分っています。また最近感情に大きく関わっている事が分ってきた扁桃体では悲しい時に活性化し、喜びの時には反応が鈍くなっています。しかも左右で活動に強弱が見られます。この様に悲しみと喜びという感情はそれぞれに活動の場所とパターンがある為に矛盾なく同時に存在す事が出来ると言う訳です。ちなみに悲しい時女性の前部辺緑系は男性より強く活性化します。

不安や恐れの感情

2019.11.04 | Category: 感情

ホラー映画を観れば誰でも不安や恐怖が生まれるとは限ぎりません。むしろ、喜びを感じる人もいる事が感情と言う物の不思議な所です。ところで、不安に付き物の心臓の動悸や冷や汗等の身体症状と不安や恐怖という感情はどちらが先であるかという論争がありました。心理学者ジェームスは身体的変化が先に起こると結論づけました。不安障害の患者さんの大多数は身体の異常によって内科や神経外科を訪れるそうです。そこで動悸を抑える薬を処方すると不安も和らぐ事もあります。しかし、逆に心療内科で抗不安薬で身体症状が軽減する事もあります。と言う事は、鶏と卵論争の様なもので、どちらも正しいと言う事になります。心と体を包括的に捉える東洋医学では自明の事ですが、森田療法の創始者の森田正馬もこの様な心身の相互作用を「精神交互作用」と呼んでいました。身体的な症状は、自律神経の交感神経の緊張によるものです。その自律神経の中枢はホルモンの分泌を調整する下垂体の『視床下部』にあります。この上部にあるのが「大脳辺縁系」つまり感情の生まれる所なので、正に位置的にも密接に影響を与え合っているのです。

性的興奮

2019.11.01 | Category: 感情

エロスは性のエネルギーとして人に喜ぴの感情が与えます。しかし。この性的興奮というのは複雑な感情です。三島由紀夫も大変評価したフランスの思想家ジョルジュ・バタイユはエロティシズムの究極にあるのは死ぎりぎりまで接近した性の快楽と言っています。まさに、カマキリの雄と雌の交尾の攻防です。これは、決して異常なものでない事を証明した実験があります。映画の実験で悲しみや嘆きを生み出す自動車事故と性的興奮を刺激するポルノ映画を見た後に、両者を比較してポルノ映画より自動車事故の方が、その後のセックスで強い性的興奮を感じる事が分かりました。この分野の研究で有名なドルフ・ジルマンはこのような現象を「刺激作用(興奮)の移動と名付けました。もう一の有名な実験として「吊り橋実験」があります。この実験はより高く危険なつり橋上に女性が近づいて男性に絵を見せて感想を言わせます。次に安全な低い吊り橋で同じ感想を求めると、結果として恐怖感が強い所の方が、より女性に対して性的な想像を喚起する事が分かりました。この様な感情の移動により、私達の日常的な体験も支配されているのです。

顔の表情が感情を作る

2019.10.31 | Category: 感情

誰でもは楽しい事があると笑いますが、逆に笑う事によっても楽しくなる事が出来ます。アメリカの心理学者ウイリアム・ジェームスによると、不機嫌や憂鬱などのネガティブな情緒が起こっても、意志の力で楽しい表情を作ればネガティブな情緒は消えると言うのです。何故笑顔を作ると楽しい気分になるのでしょうか。これには心理学的に二つの理由があります。
①顔面フィードバック効果と呼ばれるものです。顔の筋肉は脳からの指令で動きますが、逆にその動きが脳ヘフィードバックされるのです。例えば、自然な微笑みでは大頬骨筋や眼輪筋の収縮が起こります。この組み合わせと収縮の程度は直ちに脳ヘフィードバックされます。すると脳内にある、その表情に相応した感情を起こすブログラムが呼び出され、笑顔の場合には楽しい感情が湧いて来るのです。
②脳の血液の温度に関するものです。脳の温度は、ほぼ一定で、自律神経の中枢である視床下部の真上にある海綿静脈洞が慟きます。顔の表情筋は、静脈洞に入る血液の量と鼻に入る空気の量を変化させます。この時に海綿静脈洞の血液の温度が変化して、快や不快などの感情に関係している脳内物質の量が変化するのです。微笑みの時温度は下がり楽しい感情を、嫌悪の表情は温度が上昇し不快な感情を生じます。
この様に、顔の表情が感情を作る事が出来るのです。

スポーツ観戦の攻撃性

2019.10.30 | Category: 感情

激しいスポーツを観戦するのは、カタルシスによって攻撃性を昇華させ、結局は攻撃性を減らす事が出来ると見られていました。しかし実は反対で闘争的なスポーツは観客をより攻撃的にします。例えばサッカーにおけるフーリガンはその典型的な例で、他にも野球を始めレスリングやボクシング、フットボールなどの闘争的なスポーツの観戦の後では、水泳や体操などの非闘争的なスポーツ観戦の後よりも敵気心を強くしているとの観察が報告されています。その様な時、ラフプレイに寛容な人はゲームが進むに連れて益々攻撃的になっていき選手の闘騒ぎを期待する気分が高まります。またホームタウンでの試合では、地元チームの攻撃の時、またヒイキチームが上位にいて相手チームが下位にいる試合等はよりエキサイトし,勝負の行方にも影響を与えるような興奮を見せるのです。ただ、ファンが荒れるのは選手同士の暴力沙汰がきっかけになる事が圧倒的に多い様です。試合内容が荒れてヒイキのチームが大負けしている時などはファンが最も荒れやすい時ですが、信じられない様な何十年ぶりの快挙と言う様な時もよく乱痴気騒ぎに走る事になります。

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