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免疫 | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉治療院の記事一覧

食事で免疫力アップ

2021.06.19 | Category: 免疫

食べ物が免疫力に影響するのは言うまでもありませんが、その影響の仕方も色々です。

例えば病原となる異物を食べてくれるマクロファージや好中球等の白血球を増やしてくれる物に野菜があります。

緑黄色野菜は抗酸化作用を持つ事で発癌のリスクを減らすと考えられますが、白血球を増やすと言う力では淡色野菜が有力です。

野菜には多かれ少なかれ白血球を増加させる力がありますが、特に活性が強いものに、にんにく、シソ、タマネギ、ショウガ、キャペツ、ナガネギ、ホウレンソウ、ニンジン、パセリ、ナス等、果物ではバナナ、スイカ、ブドウ等があります。

これらを見るとビタミン含有量とも直接は関係無い様です。最近注目されている眠りのホルモンと言われているメラトニンには免疫賦活の力があり、バナナ、トマト、キュウリ等の野菜や果物にはこのメラトニンが入っています。

このメラトニンは必須アミノ酸のトリプトファンが原料ですので、豆腐等の大豆食品、鶏肉などを食べる事によって二次的にメラトニンを増やす事が出来るでしょう。タバコ、酒、カフェインはそのメラトニンを減らします。

ゆっくりな運動が免疫を高める

2021.06.19 | Category: 免疫

激しい運動後に風邪をひいたり、子供が運動会や遠足の後に熱を出したりという話を聞きます。

これは運動が免疫に影響を与え、中でもNK細胞が反応しているからです.NK細胞は、ウイルス感染や癌に対する初期防衛の役割をし、運動強度に応じて活性が変化します。

適度な運動を継続している人の安静時のNK細胞活性は、標準の人より高い事が示され免疫力は高いのです。

問題なのは、無酸素運動による激しい運動や、2時間以上の運動後には顕著な低下が見られ、この時には免疫力が抑制され、感染の危険性が高くなります。

普通、活性低下は運動後6時間から24時間で元に戻りますが、時には1週間以上も戻ら無い事もあります。

ですから運動を急激に行うよりは、ウォーキングやジョギング等の有酸素運動を習慣化する事によって大きな免疫能力を獲得する事が大切なのです。

運動の目安はアメリカのスポーツ医学カレッヂによると最大心拍数の60~80%が理想で、自分の心拍数を計算する方法は220から自分の年齢を引いて、その数の60~80%の心拍数で約20分間の運動が効果的です。40歳の人であれば108から144の心拍数になります。

リンパ組織と脾臓

2021.06.19 | Category: 免疫

リンパ節は脾臓、胸腺、骨髄と全身に分布していて、血管やリンパ管によってネットワークを形成しています。

免疫細胞の一つであるリンパ球は、この連絡網を通路にして常に全身を動き回り免疫応答に備えています。

中でも脾臓は腹腔の左上部にある扁平状の重さ200gの実質臓器で、赤血球の貯蔵庫の赤髄とリンパ球の集まる白髄があります。

この脾臓はリンパ網内系と呼ばれ、単球から大食細胞を中心に、貪食作用により異物や破壊された細胞を処理する仕事や大食細胞が細菌等との接触で得た抗原情報をリンパ球に伝える機能を持っています。

脾臓はリンパ節と並んで交感神経と副交感神経の両方の自律神経の支配を受けています。

実験で交感神経を遮断すると、抗体の産生が盛んになり、電気刺激で興奮させるとNK細胞の活性が低下する事が確かめられています。

ストレスにより起こったNK細胞の活性が低下も脾臓に連絡する交感神経を切断すると起こら無くなります。

一方脾臓を支配する副交感神経が興奮すると神経終末からアセチルコリンが放出され、リンパ球のアセチルコリンレセプターを刺激して、抗体の変生やキラーT細胞の機能が高まる事も知られています。

ですから副交感神経が優位になる夜中に癌は作られると言われますが、その時間に交感神経を興奮させる様な生活をすれば癌は増殖しやすくなるのです。

笑いと免疫

2021.06.19 | Category: 免疫

病は気からと言われる様に強いストレスを受けると、そのストレスが視床下部から副腎皮質を剌激してコルチゾールが分泌されます。

このホルモンの作用の一つはNK細胞の活性を低下させて免疫系を抑制する事です。そのストレスが長期間続くと感染症や癌等の病気の原因になるのです。

この強いストレスを少しでも解消する事が免疫力を高める事になります。

その方法の一つに笑いの効用があります。漫才やコメデイ映画を観てお腹を抱える位に大笑いした後は、気分は非常にスッキリします。

この笑いが癌やウィルスを殺すNK細胞の活性を高める事が色々な研究で分かってきました。

笑いは楽しいという心の動きを生じさせ、身体的にリラックスさせます。

また、笑うという身体の動作は、最初筋肉を緊張させ、血圧が上がります。

例えば20秒笑うとこの身体の変化が3~5分間続くのです。

その後笑いが終わると、筋肉が弛緩して、血圧も下がり、呼吸もゆっくりになります。

つまり交感神経の緊張が徐々に鎮まり、副交感神経が働いている状態になります。

この変化は適度に運動した場合と同じでこれがストレスの減少に繋がるのです。

ジョギングした後に脳内にエンドルフィンが出来た状態に近いと言えます。

エンドルフィンはNK細胞やT細胞の機能を高め、免疫系を賦活させる方向に働きます。

つまり笑う事でエンドルフィンを出して、免疫を高める事が出来るのです。

老化と免疫

2021.06.19 | Category: 免疫

免疫には自然免疫と獲得免疫があります。リンパ球が主体になる獲得免疫系の免疫力は、20歳前後でピークに達して加齢と共に低下します。

免疫の主役でもあるT細胞は骨髄で作られた後、胸腺で体に入って来た異物を、自己、非自己と認識出来る能力を教えられます。

胸腺は10歳前後から縮小し始めて、60代では最大重量だった時の約40%、90代では10%以下になります。胸腺の縮小と共にT細胞に依存している免疫機能は落ちてきます。

機能の低下は縮小率ほど激しくは無いのですが、自己、非自己の識別能力が弱くなります。

T細胞からの情報でB細胞は抗体を作り体外から侵入して来た敵を即座に攻撃します。

人間は年を取るに連れて、様々な細菌と出合うので、B細胞の作る抗体は多くなっていますが、老化の為にT細胞の識別能力が低下し、その為に免疫システム全体が低下するのです。

その結果、抗体が自己を攻撃して、自己免疫疾患が発症しやすくなったり、癌細胞への攻撃力が低下して癌発生率が高くなると考えられています。

また老化で自然免疫のマクロファージやNK細胞の働きが低下すると、若い人には無害な、常在細菌が悪さをして病気になってしまう事もあります。

老人の死因で多いのが肺炎ですが、風邪等で弱った体に、普段は何とも無い細菌が感染して肺炎になってしまう日和見感染と言うケースが多くなるので、注意が必要になって来ます。

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