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メンタル | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉整体院の記事一覧

心身一如

2020.09.21 | Category: メンタル

様々な情動を引き起こす中心的な役割を担っているのは脳である事は間違いありません。

例えば、大脳生理学者ウォルター・ヘスは、猫の視床下部の各部位に電気刺激を与え、攻撃行動や逃避行動などの情動行動を引き起こし、更にそれに伴う自律神経系の反応を起こす事でノーベル賞を与えられました。

情動研究の父と呼ばれているウイリアム・ジェームスは約100年前に「情動体験は刺激により誘発された身体変化を大脳皮質が認知する事で起こる」と考えていました。

脳の刺激だけで情動が起こると言うヘスの実験で、この考えは否定されたかの様に見えます。

その事で、興味深い報告があります。

癌の治療の為に片側の交感神経を切断された患者さんが、好きな音楽を聴いた時、切断されていない側では以前と変わらない身体から沸き起こる感動を感じたのですが、切断された方の側では感動を感じ無かったと言います。

つまり、身体の変化を伴わない情動は、本当の情動反応では無いと言えます。

つまり、音楽等によって引き起こされる、身体に起こる興奮と大脳皮質が関与する認知が結びつく事で、感動が生まれるのです。

人間の情動反応は動物に比較してより高次の物が多く、人間の「心身一如」という心と身体の微妙で密接な関係を知った貴重な報告です。

まばたきは心のシグナル

2020.09.05 | Category: メンタル,

不安や恐れ、怒りなどの感情の変化は相手の目をみる事で本能的に察知する事ができます。

犬嫌いの人が犬に吠えられやすいのも、目に恐れや不安が出る為に、犬に威嚇されると言います。

ところで、目だけでなくまばたき(瞬目)の回数が心理状態を反映しているという研究があります。

例えば、ストレスを強く感じている時は、まばたきは多発する傾向があります。このまばたきの回数が多ければ、それを見た人に神経質な印象を与えてしまいます。

1988年の米国大統領選挙前のテレビ討論で、互角の戦いをしていたデュカキスとブッシュの瞬目率を比較した心理学者トエッツがブッシュ有利の予想を新聞に書きました。

その予想は当たっのですが、ブッシュの方が瞬目率が低く落ち着いたイメージを与え、デュカキスは神経質で不安なイメージを有権者に与えた事が勝敗の分かれ目だと分析したのです。

また、トエッツは感情(快、不快)と注意の方向(外的一内的)の2要因が瞬目率に作用すると言う仮説を提唱しています。

それによると快感情と外的注意が瞬目を減少させ、不快感情と内的注意は瞬目率を増加させるとしています。

患者さんの瞬目で治療に対する効果も分かるといえます。ちなみに、通常のまばたきは、日本人では、リラックスしてぼんやり正面を向いている時は1分間に平均20回です。

風邪からうつ病に

2020.08.27 | Category: メンタル

風邪やインフルエンザに罹ると局所症状と共に、全身症状ある発熱、食欲不振、倦怠感、睡眠誘発等出てきます。

この様な全身症状が現れるのは、リンバ球が細胞外に放出するサイトカイン系の物質が情報伝達物質として脳に信号を送り、免疫反応を起こす為だと分かってきました。

このサイトカインと言えば、インターロイキン、インターフェロン等がありますが、これらの作用に、発熱、食欲抑制、睡眠誘発、痛覚増強等があり、更に副腎皮質刺激ホルモンの分泌促進、成長ホルモンの促進、甲状腺刺激ホルモンの分泌抑制等神経分泌系への作用が実に多彩です。

風邪等の症状はサイトカインによりこの様な生体防衛が作動している為に起こるのです。

ところで、鬱病にはメンタルストレスがきっかけで発症しますが、甲状腺機能障害や内分泌疾患、ビタミンB12欠乏、季節性、脳血管障害などが関与している事も多々あります。

また、鬱病には脳の神経伝達物質であるノルアドレナリンやセロトニンなどが関与している事が分かっていますが、これらの伝達物質にインターフェロンやその他のサイトカインが作用することが明らかにされています。

ですから風邪やインフルエンザをきっかけに鬱病になったり、より悪くなる事は不思議では無いのです。

慢性肝炎の治療薬としてインターフェロンが特効薬として脚光を浴びたのですが、副作用として一部の方が鬱病状態になり自殺者が出る等一時期問題になったのもこの作用の為だったのです。

メンタルヘルス

2020.07.06 | Category: メンタル

憂鬱 ・不安 ・心配の種は尽きないメンタルヘルスを保つには現代社会は複雑で、我々に加わるストレスも多様になり心に重くかかってきています。

それが各世代に特有のうつ病や神経障害や心身症等の心の病を作り出しています。

一般にスレスは社会的な環境や状況の変動、身体的な状態、心理的な諸条件、家族関係や対人関係等によって生み出されます。

もちろん、人間は多くの場合はストレスに対してうまく適応していきすが、その能力にしても限界があります。限界を越える状態が長く続くと様々な心の病や身体的な症状が現われてきます。

最近の傾向として、子供から老人までその限界に近い所にいる事を自覚している人が激増しています。

「キレル」という状態は、心の病の身体的な表現であり、それが外に向かって暴発する事です。

しかし、大人の場合は、子供と比較して社会性がある為に、その「キレル」という状態になっても心の内に閉じ速めて悶々として心や身体の変調をきたすわけです。

もちろん、この様にストレス社会にうまく適応するために、プロザックやメラトニンなどの薬物、ストレス発散やストレス解消法が次々に流行しています。

我々の治療院も社会的にはそのような物の一つとして認知されている節もあります 。

身体表現性障害と頭痛

2020.07.05 | Category: メンタル

日常的にも大変多い頭痛は、これまで筋収縮性頭痛、緊張性頭痛、心因性頭痛等に分類されていました。

l988年に名称が統一され、これらをまとめて緊張型頭痛と呼ぶ様になり、それ以外の片頭痛、群発頭痛と共に機能性頭痛に分類されてます。

さて、この緊張性頭痛はよく肩こりを伴い、後頭筋や頸筋群に圧痛やしこりがあります。

頭蓋を取り巻く筋肉の持続的収縮があり、筋肉の虚血によりブラジキニン、乳酸、サブスタンスP等の発痛物質が関与しています。

当然ながら来院する患者さんにもこの緊張性頭痛の方がかなりいます。この緊張性頭痛の発痛要因としてストレスが関連する事は古くから指摘されています。

この頭痛要因として不安障害、気分障害が挙げられます。この中でも身体表現性障害が最も多いという専門もいます。

この身体表現性障害とは心理的あるいは社会的な悩みや葛藤を隠し、そこから他人の目をそらす為に、頭痛という身体症状を表現するのです。

つまりメンタルな問題を表面化したくない思いがあり、一種の心理的防御反応と考えられています。

性格的には内向的で緊張しやすい人がなりやすく、不安感やイライラ感を随伴しやすい傾向があります。

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