- Blog記事一覧 -ホルモン | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉治療院の記事一覧

ホルモン | 伊勢原市笠窪 鶴巻温泉治療院の記事一覧

ホルモンとミネラル

2021.06.12 | Category: ホルモン

人体に必要なミネラルは30種類近くあって、どれが欠けても健康ではいられません。しかし、ホルモンにとって特に関係が深いといえるミネラルがいくつかあります。亜鉛、銅、マグネシウム、マンガン、ヨード、クロム等がそうです。亜鉛は200以上の酵素でも使われていて、インスリンの構成成分でもあり、インスリン濃度の調整をしています。また卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの働きも助け、性の発達や生殖機能に欠かせません。前立腺肥大を抑制するミネラルでもあります。マグネシウムは甲状腺ホルモン分泌に関与していますが、インシュリン抵抗性を抑える働きもします。ヨードは特にチロキシン、トリョードチロニン等甲状腺ホルモンの構成成分である事はよく知られていますが、その甲状腺の作用でもあるアドレナリン、成長ホルモンの効果を強める働きをします。ただし摂り過ぎは甲状腺のヨードの取り込みが障害されてかえってホルモンの生成が低下するといわれています。ヨード中毒になる事もあるので、体に良いからと多量の昆布を食べ続ける事は良くありません。またチロキシンから活性型トリョードチロニンに変換する時には銅と亜鉛が必要です。マンガンはインシュリン、性ホルモン、チロキシン、アセチルコリンの生成に関与しています。クロムはインシュリンの作用にとって欠かせません。不足すると血中インシュリン濃度が上がり、血糖が異常に上下します。それぞれ多く含む食品は以下の通りです。

亜鉛:牡蠣、かに、うなぎ、ナッツ類、カボチャの種
銅:牡蠣、レバー、ナッツ類、マメ類
マグネシュウム:玄米、ナッツ類
マンガン:抹茶、煎茶、大豆、ナッツ類、胚芽
ヨード:昆布、ワカメ、魚介
クロム:牛レバー、ハマグリ、牡蠣、玄米、胚芽米

覚せい剤はホルモン

2021.06.12 | Category: ホルモン

若い人たちにもかなり蔓延している覚せい剤は、中枢神経や交感神経を興奮させるため、一時的な精力の増強、強い昂揚感、陶酔感を得る事ができます。しかし、当然ながら無理な精神的興奮状態の次には反動として不快感や脱力感や疲労感が強く起こります。この繰り返しが依存を引き起こし、薬物中毒へと転落していきます。そして、妄想や幻覚が次第に出てきて、最後は廃人になる大変危険な物質です。しかし、安易な理由、例えば「痩せる薬」として若い人たちに広まってもいます。この覚せい剤のエフェドリンやアンフェタミンは実はアドレナリンと同じような作用をしているのです。アドレナリンは恐怖や興奮等で交感神経が緊張すると、それによって副腎髄質が刺激されるホルモンです。アドレナリンが血中に放出されると興奮した状態が続き、心拍数は増加して血圧も高くなります。通常は興奮が終われば副腎髄質からのアドレナリンの放出は無くなり興奮は収まっていきます。しかし、覚せい剤はアドレナリンと化学構造が僅かな達いしかないのですが、体内でなかなか分解されずに長時間作用し続けてしまうのです。ところで、アドレナリンの作用には緊急時の反応「闘争か逃走」に対応するわけですから、血糖値を上昇させる働きもあります。満腹中枢は血糖値の血中濃度で刺激されるので、脳は血糖濃度が高いとみなして空腹感を感じる事がないため覚せい剤が「痩せる薬」というとんでもない話しになったものと考えられます。覚醒剤取締法によって、かなり厳しく取り締まりを行っているにも関わらず、特殊な人達だけでなく主婦、若者、サラリーマンにまでじわじわ広まってきていて、戦後のヒロポン以来の深刻な事態にているそうでなってきす。

ホルモン補充療法

2021.06.12 | Category: ホルモン

日本でホルモン補充療法といえば、更年期女性が対象の女性ホルモン補充療法(HRT)が行われていますが、本場アメリカでは抗老化医学が盛んで様々なホルモンが使用されています。本来のホルモン補充療法は、文字通り人の体内に不足しているホルモンだけを補って、病気や老化によって低下した体細胞の生理的活性を健康なレベルまで回復させる療法ですが、アメリカでは病気の治療はもちろん、美容と健康の目的で生活改善薬としてドラッグストアで簡単に手に入るものも多く、インターネット販売で日本からの購入者も多いといいます。実際にはアメリカ食品医薬局(FDA)が認めたエストロゲン、テストステロン、プロゲステロン、ヒト成長ホルモン(HGH)等があり、まだ認可されていないが薬局で入手可能なメラトニン、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)、プレグネノロン等があります。ところがアメリカのホルモン補充療法の中で、最も多く使用され効果が高いとされてきたHRTに最近変化がみられました。2002年7月に米国立心臓肺血管研究所を始めとする40の機関が5年に及ぶ臨床試験のデータを集めた結果、女性ホルモンを投与された人は何もしなかった人に比べて乳がんの発生が26%、血管系心臓病が29%、脳卒中は41%多く、肺血栓に至っては2.13倍も発生している事を発表しました。 HRTによって大腸がんや大腿骨骨折等が減る事は報告されていますがそれでも「リスクが利益を上回る」として、以上のデータを受けて05年まで続ける予定だった臨床試験を打ち切りました。アメリカでは閉経後の女性の3人に1人約1400万人がHRTを受けていて、この発表後処方箋の発行が20%減ったという事です。しかし身体に害があると分かってもなお80%の女性はHRTを受け続けてるという事です。

ダイエットで不妊

2021.06.12 | Category: ホルモン

成熟した女性で3ヶ月以上生理のない状態を無月経といいます。 18歳を過ぎても初潮がない場合を「原発性無月経」、以前はあったのに途中で止まってしまった場合を「続発性無月経」といいます。生理には、卵巣から出る卵巣ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)という2つのホルモンが関係しています。このホルモン
は視床下部でコントロールされ、視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモン→下垂体前葉から性腺刺激ホルモン→卵巣ホルモン→子宮のルートがあり、どこかが障害を起こしたとき、月経の周期は乱れるか、続発的に無月経となってしまいます。子宮内膜症や子宮がん、卵巣がん等の器質的な病気で生理が止まる事もありますが、最近では視床下部のホルモン異常による無月経が増えています。その原因として、仕事や人間関係、受験、身内の不幸等のストレスから、自律神経が乱れた事によるストレス性無月経、ダイエットや摂食障害によって体重が急激に減ることで、食欲中枢でもある視床下部にストレスとなることでおこる体重涙少性無月経があります。また激しいスポーツによるストレスや、卵巣以外でも女性ホルモンを分泌する体脂肪が減少する事でおこるスポーツ性無月経等があります。一度月経が止まると、元に戻すには止まっていた期間の3~4倍以上の治療期間が必要といわれています。無月経を3ヶ月以上放って置くと、子宮や卵巣が萎縮して機能が衰えてきます。中には、子宮が初潮前の小学生位の大きさになってしまう事もあります。無月経には比較的程度の軽い第1度無月経と重症の第2度無月経があります。第1度であればストレスの原因を取り除いたり、ホルモン剤を投与する事で治療が可能なのですが、第2度になるとホルモン剤にも反応しなくなり、生理を起こす事が難しくなります。とくに体重減少性無月経の場合約80%が第2度無月経といわれ、その30%はホルモン剤を投与しても生理が始まらないといわれています。無理なダイエットはホルモン異常の原因となり、不妊の原因になるのです。とにかく月経が停止したら、専門家にみてもらうことです。

HGH―ヒト成長ホルモン

2021.06.12 | Category: ホルモン

HGHとはヒト成長ホルモン(Human Growht Hormone)の事で、下垂体前葉から分泌されるホルモンです。成長期にHGHが足りないと小人症になる事はよく知られていますが、成長促進の働きだけで無く、全身のホルモンレベルを保ち、若さを維持するホルモンである事が分かっています。 1960年代にHGHの合成に成功して以来、アメリカでは小児のHGH欠乏症だけに投与が認められていましたが、1996年に視床下部や下垂体の障害、手術、外傷等でHGHが不足している成人にも投与が認められる事になりました。実質的に若返りの為のHGH投与が可能になったのです。その結果、HGHの投与によって以下のような様々な効果があった事が報告されています。・蛋白質を合成して筋肉量が増える ・体脂肪の割合を減少させる ・骨密度が増す ・心機能や肺機能が回復する ・コレステロールや血圧が低下する ・免疫力を回復する ・運動能力を高める ・性的能力が回復する ・睡眠障害を減少させる・精神的に前向きになる 等で、体の時間を巻き戻す様な効果があったといいます。しかしHGHの補充療法はがん誘発との関連性の意見もあり安全性が確認されていないことから日本では若さを維持するホルモンとしては認められていません。しかしHGH自体は「若さのホルモン」である事は間違いなく、加齢によってHGHの分泌は減ってきますが、食べ物や運動によって自然な形で増加することが知られています。栄養成分としてはアミノ酸のアルギニン、オルチニン、グルタミン、グリシン等がHGHの分泌を促す事が分かっています。従って蛋白質をしっかり摂って充分満たして置く事が必要です。また筋力運動によってもHGHが増加する事が分かっています。運動による筋肉の負荷が回復しない内に次の負荷を加える事でより分泌は高まります。また時間帯としては睡眠中に分泌されますので、充分な睡眠が必要です。したがって蛋白質は夕食にたっぷりと摂れば、より効果的だといえます。

当院のスケジュール