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疲れをあなどるな

2021.06.20 | Category: 健康

疲労は誰にでも起こり休めば治る物で、疲労その物が病気とは思われていませんでした。

しかし疲労には「心の疲労」と「身体の疲労」があって、心の疲労が酷くなると神経症(ノイローゼ)や心身症に陥り、適切な治療が必要になります。

そして身体の疲労も酷くなると「累積疲労」という状態に陥り、各種の検査をしても異常が認められ無いのに神経症や心身症と似た様な精神的・肉体的症状を呈します。

累積疲労の初期にはイライラ・単純ミス・独り言・体がだるい、と言った症状がみられ、中期の前半では決断力の低下・頭痛・肩こり・耳鳴り・動悸・めまい・手足のしびれ、聴覚過敏等の症状が表れます。

この中期前半までならば、仕事量を減らす、睡眠を多く取る等、生活習慣を改善する事で自分で治す事が出来ます。

ところがこれらの症状に加えて、性格が暗くなり笑いが出なくなったり、いくら寝ても眠くていつも寝ていたいと言う、中期後半の症状が出てくると要注意です。

更に目の下にくまが出来る・真っ直ぐ歩け無い・怖い夢を見たり何度も夜中に目を覚ます・人混みに出られ無い・死にたいと思う、等の末期まで行くと、これは神経料や心療内科の治療を受けねば治せ無くなります。

末期でも検査で異常は出ないので放置していると、仮面鬱病になったり、最悪の場合は過労死に至る事があります。

話題になった慢性疲労症候群は原因不明で治療法も確立されておらず、累積疲労とは別の病気だと考えられています。

「累積疲労」は、数年間に渡る肉体的疲労の蓄積が原因である事がはっきりしていて、適切な治療を受ければ1~3ヶ月で良くなるのです。


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