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今年のインフルエンザ事情

2021.06.14 | Category: 呼吸器

昔インフルエンザに薬は効かないというのが常識でしたが、今は検査、治療ともに有効なインフルエンザ薬が出ています。

抗インフルエンザ薬では’98年末に認可されたアマンタジンがありますが、A型のウイルスにしか効かず副作用として神経症状や胃腸症状が問題になっていました。

鼻に噴霧して使用するザナミビル(商品名リレンザ)はA型、B型のウイルスに有効で副作用もほとんど報告されていません。

ただし発症したらすぐに処方してもらわなければ効果薄です。

またインフルエンザウイルスかどうかを簡単に調べるキット「ディレクティジェンドFluA(インフルエンザA抗原検出用キット)」も開発されています。

鼻の粘膜を綿棒などでこすって調べます。15分から20分で結果がわかり、85~90%の確実性です。このキットを持つ病院で調べてもらえます。

その年のインフルエンザの流行は、前シーズンの流行状況や夏の天候などによってある程度予測されますが、2015年冬から2016年の春にかけて、A型であるA香港型(AH3N2亜型)とA-H1N12009型、B型検出されました。2016年の冬も同じタイプが流行すると予想されます。


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