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温泉療法

2021.06.13 | Category: 養生法

温泉国である日本ですが、一般の人が湯治など、病気治療に温泉を利用する様になったのは江戸時代辺りからです。

それが明治時代になって西洋医学的に温泉の効用が理解される様になり、研究も進みました。

しかし戦後、薬物療法や外科療法の発達で療法としての温泉利用は下火になりましたが、生活習慣病や人口の高齢化等によって補助療法としての温泉が再認識される様になっています。

日本よりも温泉医療として進んでいるドイツやフランスの研究が影響しています。

一口に温泉といっても、その定義は・(温泉源から採取する時の)温度が25℃以上・溶けている物質(ガス性でない物)の総量が1000㎎/kg以上のどちらかを満たす物となっています。

そこで、成分限や質、組成の面で薬理学的にいっても治療効果があると見られる温泉は療養泉として区別され、環境庁自然保護局監修・鉱泉分析法指針として基準が決められています。

泉質名が付いている温泉は療養泉の基準を満たしているという事で、効能を謳っていても泉質名が付いていない温泉は療養泉では無いという事になります。

分類の仕方は昭和53年に改定されて以来、新旧の表示が混在していますが、一般的には単純泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、二酸化炭素泉、鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉の9種類に分けられている事が多い様です。

それぞれの泉質によって効能に違いはありますが、神経痛・筋肉、関節痛・関節のこわばり・五十肩・運動障害・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進等に効用があります。

禁忌症状としては急性疾患(特に発熱時)・活動性の結核・悪性腫瘍・重い心臓病や腎臓病・呼吸不全・高度の貧血・妊娠中(特に初期と末期)・感染症・衰弱・栄養不良等があります。


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